WIN+1.806倍:ウェールズ対ベルギー

ウェールズ、ベルギー共にここまで3勝1敗です。タレント軍団であるベルギーがボールを持ち、ベイル、ラムジー率いるウェールズがカウンターを狙う展開になるでしょう。

ウェールズは5バックで中盤にも3枚配置し、プレミア仕込みのフィジカル守備で相手の攻撃を抑え、ベイルの鋭いカウンターが持ち味です。また、ゴールに近い位置でファウルをもらうとベイルはフリーキックの精度も高いので得点がかなり期待できます。今大会で既にFKで2ゴール決めています。
対するベルギーはデブルイネ、アザールなど個の力は申し分ないレベルで、ほとんどの選手が各クラブの主力クラスです。そのため前評判も高いのですが、チームとしてのクオリティはそれほど高くありません。前回のハンガリー戦ではアザールが躍動し、ドリブル突破からゴールなどが見られましたが、今回の相手は同じプレミアの選手が多いウェールズ。普段やりあっている相手なので、個の力だけでは封じられてしまうと思います。

そして今回重要なポイントは、ベルギーはフェルトンゲン（怪我）とフェルメーレン（カード累積）のディフェンダー二人が同時に欠場ということです。ただでさえコンパニ不在で本来の守備力が落ちている上に、主力のディフェンダー2人が離脱となるとウェールズにもチャンスはあると思います。実際にベルギーはカウンターに弱く、イタリアの堅守速攻にも2失点しています。
主力のディフェンダーがいないということは守備力が落ちるだけではありません。後方からのビルドアップも不安定になるため、アザール、デブライネなどの前線にボールを上手く供給できない、攻撃が噛み合わないということにも繋がります。

ウェールズは、ベルギーの個人技を体を寄せてしっかり守り、相手の不安定なビルドアップに対してショートカウンターを狙えば、結構なチャンスが訪れるのではないでしょうか。
オッズもベルギーにかなり寄っているので。ここはウェールズの少ないチャンスに賭けてウェールズ寄りにベットしたいと思います。直接対決はここ3試合ウェールズの1勝2分となっています。
ウェールズの「ゴールオーバー」か「引き分け以上」で迷いましたが、ベルギーの守備の不安からウェールズの得点に期待したいと思います。

ウェールズ　チームゴールオーバー0.5 @1.806倍

>>【試合結果】
ウェールズ3-1ベルギー