本日の23時発走のイギリス・アスコット競馬場のメインレース、キングジョージ6世&クイーンエリザベス2世ステークス(通称:キングジョージ)からの予想です。

このレースはアスコット競馬場の芝2400mで行われます。

日本からは、大魔神・佐々木の所有馬「シュヴァルグラン」が出走します。

まずこのレース、キングジョージですが世界的にも格式の高いG1レースとして有名です。

というのも、
イギリスダービー
キングジョージ
凱旋門賞
の3レースを同年で制覇をすると「欧州三冠」というホースマンに取って最高の栄誉が与えられます。

その欧州三冠の二冠目に位置するのがキングジョージというわけです。

このキングジョージ、コース形態が特殊で、日本の競馬場みたいにトラックコースではなく、三角形のおにぎり型のトラックとなっている点、さらには急勾配がいくつかあり、2400m以上にスタミナを要求されるタフなコース形態となっております。

今年のキングジョージ、注目はなんといっても現役最強馬、いや歴代最強馬とも言われている「エネイブル」です。
この馬は3歳時にこのキングジョージを勝っており、その後凱旋門賞を連覇しています。

今年も凱旋門賞に参戦予定で、史上初の凱旋門賞三連覇を大目標としております。

そんな最強馬・エネイブルが出走するこのキングジョージにおいて、私はあえてこの「エネイブルが負ける」にbetします。

満塁はこの暑さでとうとう頭がやられたか…

いえいえ、私は正気です！

エネイブルが負ける理由は2つあります。

1つ目、先に書いた通りエネイブル陣営からすると凱旋門賞三連覇が大目標です。となればこのキングジョージ、他の馬にとっては欲しくてたまらない栄冠ですが、エネイブル陣営からすると単なるステップレースにすぎません。ここメイチで来るとは到底思えません。

2つ目、このレースは古馬(4歳以上の馬のことを古馬という)の牝馬にとっては酷なレースで、2000年以降の勝ち馬を見ると2012年のデインドリームしか古馬牝馬では勝っていないのです。これは、59kgという重たい斤量を背負い、上述のトリッキーかつスタミナを消耗するコース形態を2400mも走ることが影響します。

牝馬の場合、引退後の繁殖生活に影響を及ぼすようなことはしません。
となれば、このキングジョージを勝つことにあまりメリットがないエネイブル陣営と最強馬の首を獲りたい他陣営、どちらの方が本気度が高いかは火を見るよりも明らか。

上記の理由で、エネイブルのNOT To WINにbetします。

※予想で1xbetを使えないので参考情報ですが、シュヴァルグランの3着以内も少しだけ入れておいても面白いと思います。