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日本の梅雨入りが始まりはじめるこの時期は、日本のクラシック三冠や、アメリカのアメリカクラシック三冠の話題で競馬界のニュースは持ちきりになりがちですが、実はお隣の競馬大国、香港競馬もいよいよ三冠レース、そして、香港競馬のシーズンクライマックスを迎えます。それが、シャティン競馬場で開催される「香港チャンピオンズ&チャターカップ(G1/芝2400m)」です。
レース | 香港チャンピオンズ&チャターカップ (Hong Kong Champions & Chater Cup) |
---|---|
詳細 | 3歳以上/芝2400m |
競馬場・コース | 沙田(シャティン)競馬場(香港・新界沙田区) |
日程・発走予定時刻 | 日本時間 5月23日(日) 16:00 (現地時間 5月23日(日) 15:00) |
賞金 | 総額 12,000,000香港ドル(約1.6億円) |
日本の競馬ファンにはあまり耳なじみのない「香港三冠」ですが、実はその戦いは既に1月の時点からスタートしています。
日程 | レース |
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2021年1月24日(日) | 香港スチュワーズカップ (G1/芝1600m) |
2021年2月21日(日) | 香港ゴールドカップ (G1/芝2000m) |
2021年5月23日(日) | 香港チャンピオンズ&チャターカップ (G1/芝2400m) |
主要各国のビッグレース開催期間とはややズレがあるものの、これは香港競馬のシーズンが9月から翌7月にかけて開催される為でもあります。
ちなみに、香港にはもうひとつ香港ダービーなどを含む「香港4歳三冠」がありますが、こちらは、香港馬&4歳限定というやや特殊な条件で開催されています。
今回行われる香港チャンピオンズ&チャターカップは、1870年に前身となる「チャンピオオンステークス」として設立され、150年近くもの長い歴史を持つ、香港競馬界の中では非常に歴史の重みのあるG1レースです。
そして勝利した馬には、10月にニュージーランドはコーフィールド競馬場で開催されるコーフィールドカップ(G1/芝2400m)への出走権利が与えられます。
また、2014年-2015年シーズンからは、国際G1競走として昇格。日本からは2019年にハッピーグリンが遠征し8着と、あらためて香港競馬最高峰のレースのレベルの高さを思い知る結果となりました。
2021年の香港チャンピオンズ&チャターカップは、当初大きな盛り上がりを見せていました。というのも、香港競馬史上の「W三冠」そして「連勝記録更新」がかかったゴールデンシックスティーの存在があったからです。
しかしながら、前走のチャンピオンズマイル(G1/芝1600m)勝利後、登録のあった香港チャンピオンズ&チャターカップを回避し、休養に入ると発表。
残念ではありますが、今年の香港チャンピオンズ&チャターカップにはもうひとつ「偉大な記録達成」をかけた、大きな見どころがありますので、ご紹介していきましょう!
今回の香港チャンピオンズ&チャターカップに登録されている出走予定馬の一覧と、コメント・最近の状況をご紹介します。
出走馬 | コメント |
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エグザルタント (Exultant) |
前走のクイーンエリザベス2世カップでは日本勢に完敗。 今回は、目下のライバルゴールデンシックスティー回避で偉業達成に臨む。 |
グロリアスドラゴン (Glorious Dragon) |
前走はエグザルタントと差のない競馬。 19戦して2400mは今回が初となる。 |
ロシアンエンペラー (Russian Emperor) |
今年の香港4歳三冠レース皆勤賞にして2着2回。 素質は感じるが、安定性にやや欠ける面も。 |
パッキングウォルサム (Packing Waltham) |
フランスから移籍後は8戦して0勝とやや物足りない成績。 前走初の2400mでやや光明が見えた節も。 |
バターフィールド (Butterfield) |
日本競馬では早々見かけることのないブラジル産馬。 前走は12頭立て9番人気ながらに勝利した。 |
コロンバスカウンティ (Columbus County) |
ニュージーランド産馬。前走は斤量が辛かったか。 シーズン開始直後は絶好調だったものの、ここ最近は低調気味。 |
パンフィールド (Panfield) |
こちらも珍しい南米チリ産の競走馬。 2000m以上であれば、掲示板圏内を外していないスタミナが魅力。 |
タイムワープ (Time Warp) |
これまで42戦。三冠レースのゴールドカップでは2勝。 2017年香港カップでは、日本馬たちを撃退し勝利を挙げた古豪。 |
今年は8頭が出走予定の香港チャンピオンズ&チャターカップ。
出走予定の有力馬たちをご紹介いたしましょう。
まずご紹介するのは香港競馬界の英雄、エグザルタント。香港チャンピオンズ&チャターカップは、これまで3回出走し2勝2着1回。現在、2019年、2020年と連覇を達成しており、今年も勝利して3連覇を狙います。
これまで、輝かしい実績の数々を残してきたエグザルタントですが、今回の2400m戦は、過去に7戦して4勝、2着1回、3着2回と、複勝圏内は必ず外さない大得意の舞台でもあります。
ただ、2020年‐2021年シーズンは、ここまで勝ちきれない、もどかしいレースが続いているのも事実。衰えを指摘する声も聞こえては来ますが、最大のライバルと目されていたゴールデンシックスティーが出走を回避したとあれば、ここでは断然の最有力候補であると言わざるを得ないでしょう。
エグザルタントの偉業達成を阻むのに、最も近い存在はグロリアスドラゴンでしょう。今年の1月に開催されたセンテナリーヴァーズ(G3/芝1800m)では、好位から見事なまくりきってエグザルタント相手に完封勝利。
ゴールドカップでは、エグザルタント3着、グロリアスドラゴン4着と後塵を拝す事となりましたが、クイーンエリザベス2世カップでは3/4馬身差。両頭の間に大きな差はそこまでないとみていいでしょう。
気になる点といえば、これまで2400mへの出走経験がないという部分。どちらかといえば2000mよりも1800mで好成績を残している馬だけに、中長距離をどうこなすかが焦点となります。
今年の香港4歳三冠レース皆勤賞にして、2着2回のロシアンエンペラー。元は欧州の名伯楽A.オブライエン厩舎に所属しており、ハンプトンコートステークス(G3/芝2000m)を制してエプソムダービー(G1/芝2400m)では7着に敗れはしたものの、父にガリレオを持つ良血馬であることもあいまってレース当日は3番人気に推されていたほど、期待されていた1頭でもあります。
香港移籍後は、先ほどもご紹介したように勝利こそないものの、2着2回の実績。前走のクイーンマザーメモリアルカップ(G3/芝2400m)では1番人気に推されながら7着と、良いところがなかったものの、実績や血統面から考えるともっとやれても良い1頭であることに違いはないでしょう。
先ほどのロシアンエンペラーにクイーンマザーメモリアルカップで勝利したのが、バターフィールド。今年の3月に15戦ぶりとなる勝利を挙げると、続く山頂HCではグロリアスドラゴンに次ぐ2着に入線。
しかしながら山頂HCはハンデキャップレースであり、グロリアスドラゴンが59.4キロなのに比べ、バターフィールドは52.4キロ。この結果に加えてクイーンマザーメモリアルカップでは斤量が55.3キロと増やされる点から、12頭立て9番人気の伏兵評価にとどまっていましたが、終わってみれば2着のチャリティファンをわずかにしのいで勝利。
今回の出走各馬の中では、前走唯一勝利しているバターフィールド。この勢いは、決して侮れないことでしょう。
2020年-2021年シーズン序盤から中盤にかけては、香港ヴァーズ(G1/芝2400m)で3着入線を果たすなど、躍進を感じさせる2021年にはいると一気に成績が安定しなくなり、4戦して掲示板圏内はわずか1回のみ、複勝圏内は0回と、調子を落としてしまいました。
ただ、前走のクイーンマザーメモリアルカップでは60.3キロを背負わされていたことを考えれば、今回は3キロ減。同じレースからのローテーション組の中では唯一の斤量減となるだけに、背中の軽さに気分を良くしてくれれば、といったところでしょうか。
まず、直近10年で気になるデータといえば「勝ち馬の前走」ですが、10頭の内7頭はクイーンエリザベス2世カップからのローテーションとなっており、圧倒的な勝率を誇っています。
ただ、クイーンエリザベス2世カップを介したローテーションで勝利している馬の場合、7頭中6頭が「前走3着以内」と、ある程度実績を残していることが、好走の条件として見受けられます。
今回の出走馬であればエグザルタント(5着)グロリアスドラゴン(6着)タイムワープ(7着)が、クイーンエリザベス2世カップ組なのですが、今年の場合は日本勢に完敗しているだけに例年以上に評価が難しいデータでもあります。
また、定量戦のクイーンエリザベス2世カップ組の勝利が多いことからもわかるように、2012年の勝利馬リベレイターを除いて勝ち馬の9頭が斤量57.2キロで出走していたのもひとつ、有力なデータとなるでしょう。
さて、ここからは今回の記事を書いたライターによる、香港チャンピオンズ&チャターカップの予想をご紹介いたします。あくまでご参考程度にどうぞ!
このメンバーであれば、近走はやや精彩を欠いてはいるものの、3連覇の偉業がかかるエグザルタントに期待したいのが本音です。前走は日本勢についていくことが出来ず、最終コーナー付近で手ごたえが怪しくなったものの、グロリアスドラゴンにはしっかりと先着。この条件でゴールデンシックスティーが居ないとなれば、存在を示さなくてはならない1頭です。
もう1頭挙げるとすれば、前走こそ破れたものの香港4歳三冠レースで実績を残しているロシアンエンペラー。欧州時代にG3勝利の実績を持っている点や、父ガリレオという血統の優秀さはやはり見過ごせないポイント。前走こそ斤量56.2キロではありますが、57.2キロでもしっかりと好成績を残しているのも好印象です。
5月23日時点の単勝オッズ、人気状況は下記のようになっています。
同レースに賭けられるブックメーカーとして、bet365、スポーツベットアイオーのオッズを紹介します。
※なお、今回の香港チャンピオンズ&チャターカップでは、JRAからの馬券発売はありません。
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出走馬 | bet365 | スポーツベットアイオー |
---|---|---|
エグザルタント (Exultant) |
2.80 | 2.80 |
グロリアスドラゴン (Glorious Dragon) |
5.50 | 6.00 |
コロンバスカウンティ (Columbus County) |
5.50 | 7.00 |
ロシアンエンペラー (Russian Emperor) |
6.00 | 5.50 |
バターフィールド (Butterfield) |
7.00 | 6.50 |
パッキングウォルサム (Packing Waltham) |
10.00 | 13.00 |
パンフィールド (Panfield) |
13.00 | 9.00 |
タイムワープ (Time Warp) |
26.00 | 34.00 |
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