日本からブックメーカーを利用するのは違法?現在の状況や問題ない場合も紹介
更新:2024年11月29日

この記事では、ブックメーカーが違法か合法かについて解説します
オンラインカジノに関連するニュースが多いなかで、ブックメーカー(スポーツベット)も日本から賭けるのは違法なのか、合法なのかについて紹介していきます。
目次
日本の法律ではブックメーカーを利用するのは違法なのか?

結論を申し上げると、2024年現在、日本からのブックメーカー利用者が法に問われたケースがあります。
海外のオンラインカジノサイトにアクセスし賭博を行ったとして、警視庁保安課は26日、賭博の疑いで、東京都や千葉県に住む26~62歳の男女10人を書類送検した。起訴を求める「厳重処分」の意見を付けた。 同課によると、10人はルーレットやスロットのほか、サッカーの試合や箱根駅伝にも賭けており…
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海外で合法的に運営されているオンラインカジノやブックメーカーであっても、日本国内からこれらを利用して賭博を行うことは違法です。日本の刑法では、賭博を行う行為そのものが禁止されており、インターネットを通じてアクセス可能な海外のサイトもその対象となります。
具体的には、オンラインカジノサイトにアクセスし、現金や換金可能なポイントを使用して賭博を行った行為が「賭博罪」に該当すると判断されています。これにはルーレットやスロットだけでなく、スポーツイベントや駅伝への賭けも含まれており、複数の利用者が書類送検されています。これらの利用者には、会社役員や公務員、主婦なども含まれており、多額の損失を出したケースも報告されています。
日本国内ではオンラインカジノやブックメーカーの利用が刑法上問題視されているため、アクセスする行為そのものがリスクを伴います。スマートフォンやパソコンから簡単に利用できる反面、賭博罪の対象となる可能性があるため、自己責任で利用するようにしましょう。
しかし、IR(統合型リゾート)をはじめ、日本国内でもスポーツベット解禁の議題はしばしば上がっており、オンラインカジノとはまた違った状況であることも確かではあります。また、YouTube上でサッカーの岡田元監督がスポーツベッティングについて言及したことでも話題になっています。
なお、このサイトはブックメーカーが合法的に認められている海外在住の日本人の方に向けて情報を発信しています。
どのようなことをすると明確に違法なの?
日本で開催される賭博行為は参加者はもちろん、場を設けた人も罰せられます。
例えば、あるが経営する飲み屋で、常連客が集まっています。Aさんは「今夜のプロ野球の試合で、特定の選手がホームランを打つかどうかに賭ける」と発表し、客たちはそれぞれお金を賭けてこの賭けに参加します。試合が終了し、賭けの内容に応じて、勝者にはお金が渡されます。この飲み屋には、賭けの管理をするためのスタッフもいます。
この飲み屋で行われる賭博は、賭博罪に該当します。日本の法律では、公共の場所や私的な場所であっても、賭博行為を行うことは違法です。たとえ賭け金額が少額であっても、賭博を行うこと自体が法律に違反します。Aさんや賭けに参加した客は、賭博罪に基づく処罰を受ける可能性があります。これは、無許可で賭博を運営しているためです。
入出金は海外の運営元がしっかりしている業者や仮想通貨での取引がおすすめ
海外のブックメーカーを利用する際、入出金方法として海外の運営元が信頼できる業者や仮想通貨を選ぶことが推奨されています。仮想通貨を使用することで、取引の迅速性や手数料の低減といったメリットが享受できます。しかし、仮想通貨は価格変動が大きいため、資産価値の変動リスクが伴います。また、アドレス入力ミスによる送金エラーのリスクも存在するため、取引時には細心の注意が必要です。
さらに、仮想通貨を利用した取引は匿名性が高いため、マネーロンダリングなどの犯罪に悪用される可能性があります。そのため、各国の規制当局は仮想通貨取引に対する監視を強化しています。信頼性の低い業者を利用すると、こうした犯罪行為に巻き込まれるリスクが高まるため、利用者自身が信頼できる業者を選ぶことが重要です。
以上の点を踏まえ、海外のブックメーカーを利用する際は、信頼性の高い運営元や仮想通貨での取引を選択しつつ、関連するリスクを十分に理解し、適切な対策を講じることが求められます。
ブックメーカー自体は違法ではない
まずはじめにお伝えしたいのが、海外で正式な認可を受けて運営されているブックメーカーに関しては、違法性がまったくないという点。
当サイトでも取り上げているブックメーカーをはじめ、大多数のブックメーカーは海外の法律を守り、国家公認のライセンスを取得して運営しています。
実際、海外ではスポーツ自体の盛り上がりや、ブックメーカーがチームや選手のスポンサーとなり資金面で援助するなど、今や無くてはならない存在となっています。

海外サッカーを中心に、さまざまなスポーツでブックメーカーのロゴや社名を目にすることが増えてきました!
あくまで、正式な手順にのっとって運営されているブックメーカーは合法です。スポーツ観戦で見かけた際などに身構える必要はありません。
違法なブックメーカーはないの?
残念ながら違法なブックメーカーはあります。
例えば先述のライセンスを取得していなかったり、違法な賭けの方法を提供している場合などさまざまです。
昨今話題の水原一平氏が利用していたブックメーカーはクレジットカードで賭けることができ、賭け金を後払いで支払うことができたと言われています。全世界では、その手法が合法な国もあるかもしれませんが、アメリカでは違法です。
水原一平氏はポーカーの会場で、運営者に会って賭けを始めたと言われていて、一般の人にはあまり関係がないようにも感じますが、SNSも同様の可能性を秘めています。
例えば「ボーナス○円」「簡単に儲かった」などと甘い言葉を呟いて会員を集めているブックメーカーも存在します。
スポーツ関係者が賭けると違法になる場合も
スポーツ関係者が賭博行為に関与すると、一般の人々以上に厳しい法的および倫理的な責任が問われることがあります。特に、自らが関与するスポーツに賭ける行為は、競技の公正性を損なう可能性が高いため、厳格に禁止されています。
例えば、メジャーリーグベースボール(MLB)では、選手やチームスタッフが野球に関連する賭博を行うことは厳しく禁じられています。この規定に違反した場合、厳しい処分が科される可能性があります。
大谷翔平選手の元通訳である水原一平氏の事例では、彼が違法なスポーツ賭博に関与し、多額の負債を抱えたことが報じられました。 水原氏は、野球以外のスポーツに賭けていたとされていますが、その行為自体が違法であり、結果として彼は解雇され、法的な問題にも直面しています。
このように、スポーツ関係者が賭博行為に関与すると、競技の信頼性を損なうだけでなく、自身のキャリアや法的な立場にも重大な影響を及ぼす可能性があります。したがって、スポーツ関係者は賭博行為に対して特に慎重である必要があります。
国外在住の日本人ならブックメーカーのプレイはまったく問題なし!

日本人であっても、オンラインギャンブルが合法な国に居住していれば、ブックメーカーの利用に際して全く心配はいりません。
ただ、世界にはオンラインギャンブルを規制している国もあります。
代表的な例を挙げると、アメリカ合衆国では州ごとにブックメーカーの利用の違法、合法が定められており、ユタ州やアイダホ州では違法なのに対しニューヨーク州では学生スポーツを除くプロスポーツへのベットは合法となっています。
もし、国外に在住している方でこれからブックメーカーを始めたいと考えている際は、必ずその国や州のオンラインギャンブルに関する法律を確認してから登録、利用を行ってください。
日本語でプレイできるおすすめブックメーカー
いくら海外に在住されている方でも、英語や現地語が堪能でない方の場合、出来ることなら日本語でプレイしたい方は多いと思います。
そこでここからは、ブックメーカーのサイトやサポートスタッフが日本語対応でおすすめのブックメーカーを紹介していきます。
スポーツベットアイオー(Sportsbet.io)

スポーツベットアイオーは、登録から仮想通貨を利用しての入金、ベットの開始までわずか30秒で完結するその手軽さから、さまざまな国のユーザーから高い支持を得ているブックメーカーです。
また、サイト内表記は日本語に限らずどの言語でもかなりハイレベルであり、日本語サポートの方もかなりしっかりしています。ただ、仮想通貨ユーザーであることが大前提となる点にはご注意ください。
遊雅堂(Yuugado)

遊雅堂は、世界トップシェアを誇るベラジョングループが運営している、本格ブックメーカーです。
雰囲気も和風で、日本語表記もほぼ完ぺき。一見、日本国内で運営されているかのようにも思えますが、れっきとした海外運営の合法なブックメーカーです。
遊雅堂もスポーツベットアイオー同様、日本語が堪能なサポートがいるうえにクレジットカードやペイズ(payz)などのEウォレットが利用可能なため、入金や出金の利便性に関してはスポーツベットアイオー以上といえるでしょう。
一方で、賭けられるスポーツの種類に関してはあまり多くはないのがデメリットでもあります。
第3位:ピナクル(PINNACLE)

ピナクルは、全ブックメーカーの中でも高オッズ、高還元率を公言しているブックメーカーです。
キャンペーンやサイト内システムを極限まで削減する代わりに、高オッズを実現。しかも、賭け金額の上限や、出金の上限もないため、高額なベットをしたい方向けのブックメーカーです。
ピナクルに関しても、日本語表記はかなり優秀であり多くの部分がローカライズされています。ピナクル独特の利用規約やルールも多いため、日本語でしっかりと確認できるのは嬉しいですよね!
第4位:ステークカジノ(Stake)

ステークカジノ(Stake)は、先ほど紹介したスポーツベットアイオーと同じく仮想通貨がメインのブックメーカーです。
ステークカジノの特徴は、格闘技系やNBAをはじめとした一部のスポーツに強い点です。
例えば、NBAであれば試合中継も無料で視聴可能なうえに、試合の結果だけでなく選手個々の試合成績に賭けられるプレイヤープロップ(PP)が提供されており、かなり貴重です!
また「降格制度がないVIPシステム」は、他のブックメーカーと比較しても特典が非常に豪華。コツコツとプレイしていけば、あなたもいつかあこがれのVIPになれますよ!
第5位:Bet365(ベットサンロクゴ)

bet365は、世界No.1シェアのブックメーカーです。
世界トップだけあり、サイト内の使い勝手、賭けられるスポーツの種類や賭け種類、ボーナス、オッズ、サポートのレベルどれを見ても超ハイクオリティです。
唯一欠点といえるのが、入金や出金に際してペイズ(payz)への登録が必須な点ですが、こちらも本人確認作業さえパスしてしまえばあとはスムーズ。むしろ、海外でプレイできる多くのブックメーカーで共通して利用できるウォレットですので、登録必須級といえるでしょう。
ペイズのアカウントを作成した方は絶対に試してみてほしい、キングオブブックメーカーです。
合法で安全なブックメーカーを選ぶために注意すること
当サイトで紹介しているブックメーカー以外を探す際、注意していただきたいポイントを紹介します。
チェック項目❶:運営ライセンスを取得しているか?
チェック項目1つ目が、運営ライセンス取得の有無です。
ブックメーカー選ぶの大前提ともいえるのが、運営ライセンスを取得しているブックメーカーであるかどうかです。この点だけはどのブックメーカーで遊ぶにしても絶対に確認してください。
ブックメーカーの代表的な運営ライセンス
ライセンス名 | マルタ (Malta Gaming Authority) | キュラソー (Curaçao eGaming) | ジブラルタル (HM Government of Gibraltar) |
メリット | 安全性が高い 程よく自由もある | 仮想通貨が使える 本人確認が簡易 | 世界でも最高レベルに 取得難易度が高く 安全性はかなり高い |
デメリット | 仮想通貨が使えない | 採用しているブックメーカーが多い分、微妙なサイトもある | 仮想通貨が使えない |
主な ブックメーカー | betway WilliamHILL | スポーツベットアイオー 遊雅堂 20BET Stake ピナクル | bet365 WilliamHILL |
多くのブックメーカーで採用されているのは上記の3種類となります。
こういった運営ライセンスを取得していないブックメーカーは、スポーツベットが合法な国にある企業が運営したとしても、運営するための許可を得ていないので違法です。絶対にプレイしないでください。
チェック項目❷:ブックメーカーとしての使いやすさ
チェック項目2つ目は、ブックメーカーとしての完成度と使いやすさです。
ライセンス取得をしているという大前提をパスしているなら、次に見るべきは実際にそのブックメーカーが自分にとって使いやすいかどうか。つまり、サイトの完成度になります。
いくらボーナスや賭けの種類が多くても、入金や出金の種類が少なすぎたら使いにくいですし、厳しい審査を通過したブックメーカーだからといって必ずしもそのブックメーカーが最良とは限りません。
重要なのは「自分が何を重視して、どんな風に遊びたいか」であることは、忘れないようにしましょう。
チェック項目❸:当サイトやユーザーの口コミやレビューを調べる
チェック項目3つ目は、当サイトやユーザーの口コミやレビューを調べるです。
1つ勘違いしないでおきたいのは「正式なライセンスを取得して運営されているブックメーカー=遊びやすい良質なブックメーカー」ではないという点です。
ライセンスを取得しているブックメーカーでも、欠点があったり、なかにはユーザーからの評判が悪いブックメーカーも少なくはありません。そういったこともあり、是非とも当サイトのブックメーカーランキングや概要記事はしっかり確認してほしいコンテンツです。

また、更にリアルな評判を求めるなら、気になるブックメーカーの名前をSNSで検索してみるのも有効ですよ!

ブックメーカー内部の海外オフィスでマーケティング担当として働いておりました。業界歴10年ほど
KYC、カスタマーサポート、アフィリエイト、クリエイティブ関連、セキュリティ部署との連携など一通りの業務を経験しております。
ここ5年ほど日々ユーザーさんとブックメーカーの橋渡し業務やライティングを行なっています。
得意分野はブックメーカーの規制、出金制限など、ブックメーカーの内部ルールに関わるところです。
より良い形でブックメーカーとスポーツベッティングの楽しさを広めるために日々ブックメーカーズでの業務に励んでおります。
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