ブックメーカーのアービトラージや両建てとは?禁止・規制の有無やメリット/デメリットを解説

2021年12月21日 2021年12月22日 181

ブックメーカーの攻略法や、必勝法を調べていると目にすることも多いアービトラージ両建てというキーワード。いったいどういったものなのか、その概要や仕組みさらには「本当に勝てるのか?」「禁止行為ではないのか?」といった部分を含むメリット/デメリットまで徹底解説させていただきます。

そもそもアービトラージや両建てとは何か?

アービトラージ(Arbitrage)とは日本語で「裁定取引」や「スプレッド」とも呼ばれる金融用語のひとつであり、同一の価値を持つものを同じタイミングで「安く買い、高く売る」ことをあらわす株式市場や暗号通貨市場にて主に利用されている用語となります。

例えば、ある『C』という暗号通貨が、以下のような価格となっていたとしましょう。

A市場:10万円で購入可能

B市場:12万円で売却可能

このタイミングでA市場で『C』を10万円で購入し、B市場で『C』を12万円で売却することによって、2万円の利益を生み出すことが可能となります。これが基本的なアービトラージの考え方です。

一方、両建てとは主にFXやギャンブルなどで用いられる用語であり、端的に言えば「同じものを異なる立場で保持する」ことを指します。わかりやすく言うと、ルーレットゲームで「赤と黒両方に賭けておく」なんていうのも、両建てのひとつと言えるでしょう。

ブックメーカーにおけるアービトラージや両建てってどんな行為?

ブックメーカーにおけるアービトラージは、別名、スポーツアービトラージ(Sports Arbitrage)や、シェアベット(Share Bet)とも呼ばれている、スポーツベッティングにおけるひとつのベッティング法です。

オンライン上にはさまざまなブックメーカーがありますが、そのどれもが「独自の基準でオッズ付け」を行っています。

そういった中で、あるブックメーカーとブックメーカーが、同じスポーツの試合を取り扱っていたとしても「オッズの差異」が発生する可能性があります。

例えば、ブックメーカーAブックメーカーBが、とあるテニスの試合のオッズ「C選手 VS D選手」を発表していたとします。

ブックメーカーAとブックメーカーBが「C選手 VS D選手」に付したオッズ

ブックメーカーA:1.90/3.00

ブックメーカーB:1.70/2.30

AとB、両方のブックメーカーの間で、オッズの差異が発生しています。この時「ブックメーカーAではC選手の勝利にベッティング」し「ブックメーカーBではD選手の勝利にベッティング」することを、アービトラージや両建てと言います。

実際に10000円を配分してベットしてみる

ブックメーカーAで、C選手勝利に5500円ベット:5500×1.90=10450円

ブックメーカーBで、D選手勝利に4500円ベット:4500×2.30=10350円

どちらが勝利しても、必ず利益が出るようになりました!

同じ試合(同じもの)でも違うブックメーカー(違う市場)で価値が異なる事を巧く利用する」のが、アービトラージの基本原理

そして「同じ試合(同じもの)のC選手勝利とD選手勝利(異なる立場)で購入する」のが、両建ての基本原理

今回の例は、これら両方を満たしていますよね!これが、ブックメーカーにおけるアービトラージや両建てとなります。

Point!

ブックメーカーAとブックメーカーBのオッズを見た際「わざわざふたつのブックメーカーを利用せずとも、ブックメーカーAで両方に賭ければいいのでは?」と思った方!是非こちらのページをご覧ください!

ブックメーカーでアービトラージは規制対象?やってもOK?

完全無欠のベッティング方法に思えるアービトラージや両建てですが、多くのブックメーカーにおいて、アービトラージや両建ては禁止されていたり、禁止を明言していなかったとしても、利用規約やその解釈的に、アービトラージの利用が難しいブックメーカーは多数あります。

アービトラージや両建てを容認してしまうと、ブックメーカー側の利益確保が難しくなってしまう点だけでなく、ローリスクのマネーロンダリングの蔓延にもつながってしまいます。また、多くのブックメーカーのスタンスが、スポーツベッティングは利益追求のためのものではなく、あくまで遊戯の範疇で楽しむものというものであり、こういったスタンスがアービトラージや両建てを禁止する理由にも繋がっています。

アービトラージや両建てを禁止しているブックメーカーでの行為が発覚すると、ベット規制や、最悪の場合、アカウントの凍結、出金規制などに繋がりますので絶対にやめましょう。

アービトラージや両建てを容認しているブックメーカーが実は存在する!

ですが、中にはアービトラージや両建てを容認どころか歓迎している大手ブックメーカーがあります。それがピナクル(Pinacle)です。ピナクルでは、むしろアービトラージを歓迎しているブックメーカーであると、公式自ら大々的に謳っています。

なぜピナクルはアービトラージに有利なのでしょう?(公式サイト)

ピナクルは「勝者に寛容です!」と、利益追求等に対して規制を設けていない独自路線を掲げているからこそ、こういったアービトラージや両建ての容認につながっているといえます。

アービトラージや両建てのメリット

ここからは、実際にアービトラージや両建てを行った際のメリットやデメリットについて考えていきましょう。

メリットは言わずもがな「成立すれば必ず儲かる」という点です。

先ほどの計算式をご覧になっていただいた通り、アービトラージや両建てが成立するようなオッズはどれだけ少なくとも必ずプラスになります。

ただ、逆に言えば、メリットはこの1点のみとなります。

アービトラージや両建てのデメリット

次に、アービトラージや両建てのデメリットをご紹介していきます。

1.資金管理が困難

アービトラージは、2~3サイトのブックメーカーだけで行えるものではありません。少なくとも10~20サイトのブックメーカーに登録し、各サイトのオッズを確認して行わなければなりません。

そのため、そもそもいくつものサイトに入金するための元手が必要であるだけでなく「どのサイトにいくら入金してあるか」「どれだけ入金するべきか」などの資金管理にも、かなりの労力が必要となります。

2.儲かる金額はごくわずか

同一のベッティング対象であったとしても、ブックメーカーによってオッズの差異は確かに発生しますが、アービトラージの対象となるような結果が2~3個のみのベッティング対象の場合、大幅にオッズが乖離することはほぼありません。儲かる金額は0~5%ほどが目安となります。

これに加え、ブックメーカーごとに「ベット上限(設定された金額以上賭けられない)」が設定されている可能性もあるため、いくらアービトラージを見つけたとしても、大きくベットするのが難しい場合もあります。

また、仮に大きくオッズ乖離が発生した場合や、アービトラージや両建てを禁止しているブックメーカーでベットを行ってしまうと、ベット自体が無効になる可能性があります。仮に一方のベットが無効になってしまった場合、残ったもう一方でハズれてしまうと、投資的には大赤字になってしまうことにも注意が必要です。

3.成立しているオッズを探し出すのにはかなりの時間がかかる

これまでご紹介した2つのデメリット以上に大きなデメリットが「時間を要する」という部分にあります。

先ほども述べたように、成立するベッティング対象を見つけるためには多くのブックメーカーに登録し、確認する必要がある上に、資金管理も行わなければなりません。これらに時間を割いて手にすることが出来るのは、多くてもベット額の数パーセント。リスクも考えると、かなり割に合わないケースが大半です。

ブックメーカーのアービトラージを簡単に可能にするツールがある?

デメリットの項目でも述べたように、アービトラージが成立するベッティング対象を人力で探し、利益を上げるのは、不可能ではありませんがかなりの労力と時間を要することは、おわかりいただけたでしょう。

ただ、そういったアービトラージを探し出す手間を省くためのツールも、実は多数リリースされています。

こういったツールは無料、有料さまざま存在しますが、その信ぴょう性はかなり怪しいものが多いのが実情であり、中には詐欺商品も存在します。

また、ブックメーカーのアービトラージに利用できるとある有名なツールは、月額使用料が日本円で15000円~17000円前後。実際にアービトラージで上げられる利益を考えると、決して安い金額とは言えないでしょう。

ちなみにですが、ピナクルでは公式でアービトラージのオッズに対する金額の割り振りや、実際上がる収益がわかるツールをリリースしており、こちらは無料となっています。

アービトラージや両建てはあまりオススメ出来ない

ブックメーカーにおけるアービトラージや両建てについてご紹介させていただきましたが、メリットとデメリットをご覧いただくとわかるように、ブックメーカーでアービトラージや両建てを行うのは基本的にオススメ出来ません。

多くのブックメーカーが、アービトラージや両建てを禁止していることがオススメしない大きな理由ではありますが、ご紹介したメリットとデメリットを比較してもおわかりいただけるように、少ないメリットに対してあまりにもデメリットが大きすぎるかと思います。

ブックメーカーはほどほどに楽しむ、もしくは試合の結果を読み切ってベッティングし、勝利を収めるのが、健全で楽しい遊び方と言えるのではないでしょうか。

関連ページ:ブックメーカーの規制や凍結について

ブックメーカーには、今回ご紹介したアービトラージ以外にも、利用の規制や凍結につながる行為がいくつかあります。

知らず知らずのうちに規制対象になる行為をしてしまったり、中には「え!?こんなことも規制対象になるの!?」といった行為も少なくありません。

ザ・ブックメーカーズでは、そういった規制や凍結の対象となる行為の基本的なものから、実際にブックメーカーユーザーの方々が受けた規制の内容などを取りまとめています。

ブックメーカーを楽しむ前に、また、楽しんでいる方も是非一度目を通しておいて損はない貴重な情報ですので、是非ご覧ください!

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