オリックスバファローズ vs 中日ドラゴンズ

交流戦も3カード目に入り、ここからは2カード連続でパ・リーグの本拠地での試合となります。現在、パ・リーグ最下位のバファローズとセ・リーグ5位のドラゴンズの試合は、バファローズの本拠地である京セラドームで行われます。リーグ内の順位は、どちらのチームも下位に沈んでいますが、今年はパ・リーグの方が混戦となっており、バファローズの方が実力は上のように思います。実際、ここまで2カード6試合(バファローズは中止があったので5試合)を終えての交流戦順位は、バファローズが3勝2敗で4位、ドラゴンズは1勝5敗で単独の最下位(12位)と差が出ています。

ドラゴンズは6月に入ってから、特に不調に陥っていて、1勝7敗とまったく勝てていません。セ・リーグ順位も5位ではあるものの、最下位とのゲーム差も着々と狭まってきています。

この試合の両チームの予告先発は、バファローズが山本由伸、ドラゴンズが阿知羅拓馬です。
バファローズの山本は、今シーズンここまでに9試合に先発登板して、3勝3敗。ただ、ここまでの防御率1.67は、パ・リーグ投手のなかで2番目にいい数字です。前回登板は、6月4日のベイスターズ戦で、6回を投げて自責点3も負け投手になってしまいました。しかし、6回を99球にまとめており、内容は悪くなかったので、今回は好投を見せてくれることに期待しましょう。
対する、ドラゴンズの阿知羅は今シーズンここまでに3試合に先発登板して1勝2敗で防御率4.50。前回登板は6月4日のホークス戦で5回を投げて自責点5、負け投手になっています。まだ、今シーズン3度の登板しかないので、未知数な部分が大きいですが、山本との投げ合いと考えると、防御率からしても少し不利な登板になるのではないでしょうか。

よって、この両チームの先発の比較から、この試合はバファローズ有利と見て、ハンデ-1でバファローズ勝利と予想のします。