サッカーのカードベットの基礎と利用のノウハウ・必勝法は?
更新:2024年08月02日
こんにちは、goroです。最近予想投稿でサッカーの”カードベット”が非常に増えてきましたね。
私も積極的に投稿していますが、今回はそのカードベットに特化した記事を書くという、ライター記事ならではのマニアックなテーマで記事を書いていきたいと思います。
この記事を読み終えたときに、「カードベットに賭けてみよう!」、「カードベットの情報収集が楽になりそう!」といった感じで参考になれば幸いです。
初心者の方でも分かるように、カードベットって何なの?というところから深堀していきます!
①カードベットの基礎知識
まずはサッカーのカードベットとは何なの?という初歩的なところからご説明していきたいと思います。
サッカーでは試合中に悪質なファウルや暴言などで、カードが提示されることがあります。
イエローカード・レッドカードがありますが、そのカード数に対してベットするのがカードベットになります。
代表的なブックメーカーであるbet365をもとに、カードベットの項目を見ていきましょう!
bet365ではサッカーの主要な試合(欧州4大リーグや国際大会)を中心に、カードベットの項目が用意されています。
画像1をご覧いただくと、ベットの大項目の中に「Cards」という項目が表示されています。
カードベットをやってみたい方はまず、この項目をチェックしましょう!
さて、細かなベット項目の紹介に入る前に、カードベットにおける重要な点である「カードの数え方」について覚えておきましょう。
サッカーにおいてカードはイエロー・レッドの2種類ですが、実はブックメーカーによってカードベットでのカードの数え方は異なるのです。
bet365、Pinnacleなど
- イエローカード・・・1枚
- レッドカード・・・2枚
例1:Aチームのある選手がイエローカードを受けて(カード数+1)、その後2枚目のイエローカードをもらいレッドカードが提示された場合(カード数+2)、
Aチームのカード数は3となります。
marathonbet、1xbetなど
- イエローカード・・・1枚
- レッドカード・・・数えない
例2:Aチームのある選手がイエローカードを受けて(カード数+1)、その後2枚目のイエローカードをもらいレッドカードが提示された場合(カード数0)、Aチームのカード数は1となります。
※レッドカードの有無に対するベット項目の場合は、レッドカードの枚数がそのまま反映されます。
bet365は”Cards”、Pinnacleでは”ブッキング”と表示しているのに対し、marathonbetは”Yellow Crads”、1xbetでは”イエローカード”と具体的にカードの種類を表記しているのは、
こういったカードの数え方が影響しています。
これからカードベットを考えていくうえで、カードの数え方によってベットの旨味も変わり、使用するブックメーカーも変わっていきますのでぜひ覚えておいてください。
②カードベットのベット項目
ここからはカードベットで具体的にどのようなベット項目があるかをご紹介していきます。
カードベットと一言でいってもいろんな賭け方がありますので、メジャーなものからニッチなものまでいくつかご紹介していきます。
まずは、bet365で見ていきましょう。
bet365
①提示されるカードの枚数
これは一番シンプルな賭け方で、その試合内でのカードの合計数に対するベットです。
例えば、Over 3.5にベットした場合
- イエローカード3枚・レッドカード0枚の場合 =カード数3 ⇒ ベット負け
- イエローカード2枚・レッドカード1枚の場合 =カード数4 ⇒ ベット勝ち
となります。
(前述したようにbet365ではレッドカード1枚=カード数2となるためです)
両チーム合計での枚数ですので、荒れそうな試合があればこういったベット項目がいいかもしれませんね!
②イエローカードを提示されるプレーヤー
これは特定の選手にカードが出るかというベット項目です。
選手名が表示されてますので、「毎試合カードを受けている選手」であったり、「A選手とB選手は過去に因縁があって…」なんていうジンクスがあると、狙いたくなる項目ですね。
特定の選手を狙うベットですのでオッズは高めです。
ただ、これまでとは違ったサッカーの見方が出来る項目でもあると思います。
③カードハンディキャップ
これは対戦する2チームに対し、カード数のハンデを加えてどちらのカードが多くなるか、もしくは同数になるかを予想します。
画像の例でいえばハンデは「0(ハンデ無し)」なので・・・
- カード数 アーセナル【3枚】 リーズ【2枚】の場合、アーセナル@2.75にベットしていれば勝ちとなります。
- カード数 アーセナル【3枚】 リーズ【3枚】の場合、同点@3.25にベットしていれば勝ちとなります。
- カード数 アーセナル【2枚】 リーズ【3枚】の場合、リーズ@2.25にベットしていれば勝ちとなります。
もしハンデが「アーセナル+1 @1.57」・「同点 リーズ-1 @4.00」・「リーズ- 1@4.33」の場合・・・
- カード数 アーセナル【3枚】 リーズ【2枚】の場合、アーセナルが+1で【4枚】となりますので、アーセナル+1 @1.57にベットしていれば勝ちとなります。
- カード数 アーセナル【2枚】 リーズ【3枚】の場合、リーズが-1で【2枚】となりますので、同点リーズ-1 @4.00にベットしていれば勝ちとなります。
- カード数 アーセナル【2枚】 リーズ【4枚】の場合、リーズが-1で【3枚】となりますので、リーズ-1 @4.33にベットしていれば勝ちとなります。
④アジアン・トータル・カード数 & アジアンハンディキャップ・カード数
アジアンが付く項目は、返金のライン設定がある項目となります。
画像5の「アジアン・トータル・カード数」は、試合全体でのカードの枚数を予想するシンプルな項目ですが、アジアンのラインがありますので
例えば、カードライン【3枚】の場合
- 試合のカード数が【4枚】の場合、オーバー3@1.875にベットしていれば勝ちとなります。
- 試合のカード数が【2枚】の場合、アンダー3@1.925にベットしていれば勝ちとなります。
- 試合のカード数が【3枚】の場合、オーバー3/アンダー3ともに”返金”となります。
ハンディキャップについても返金のライン設定がある場合があり、画像5のようにアジアンハンディキャップ・カード数と言います。
例えば、上の画像の例のアーセナルとリーズに±0.0のハンデがあった場合、
- アーセナルのカード数が【2枚】 リーズのカード数が【1枚】の場合、そのまま【2枚と1枚】となりますので、アーセナル +0.0@2.1にベットしていれば勝ちとなります。
- アーセナルのカード数が【2枚】 リーズのカード数が【3枚】の場合、そのまま【2枚と3枚】となりますので、リーズ -0.0@1.7にベットしていれば勝ちとなります。
- アーセナルのカード数が【2枚】 リーズのカード数が【2枚】の場合、そのまま【2枚ずつ】で両者同数となりますので”返金”となります。
このようにアジアンのラインは返金のラインも含まれており、オッズ的にはやや下がりますが、リスクをコントロールしたベットなどもしやすくなります。
⑤最初にカードを提示される時間帯
これは「特定の時間以前にカードが出るか出ないか」というベット項目となります。
画像6を例にすると、
- 37:00より前にカード @1.83は試合開始後37分までにカードが出ていれば勝ちとなります。
- 37:00より前にカードなし @1.83は試合開始後37分までにカードが出なければ勝ちとなります。
序盤からヒートアップしそうな試合や、逆に接触の少ない慎重な試合運びになりそうな試合などで検討したい項目ですね。
⑥各チームの提示されるカードの枚数
これは比較的シンプルな項目で、チームごとのカード数のオーバー/アンダーを予想するベット項目です。
画像7を例にすると
- アーセナルのカード数が【2枚以上】だった場合、アーセナル オーバー1.5@2.00にベットしていれば勝ちとなります。
- リーズのカード数が【1枚以下】だった場合、 リーズ アンダー1.5@1.90にベットしていれば勝ちとなります。
いわゆるカードコレクターの選手がいるチームを狙う際や、まったくカードを受けないチームを狙う際に役立つベット項目となります。
③カードベットが捗るお役立ちサイト
「勝敗や得点数などのデータはいろいろなサイトで見れるけど、カードベットについてはどんなサイトを使えばいいの?」という質問をいただくことがあります。
今回は私がカードベットを考える際に利用しているサイトをご紹介したいと思います!
お役立ちサイト[チーム分析編]
【FBref】
海外サッカーのデータを調べようと検索をした際に、ご覧になったことがある方も多いと思います。
FBrefは主要リーグの細かなスタッツをまとめてあるサイトで、慣れれば簡単に欲しいデータや傾向を見ることが出来ます。
例えば
- プレミアリーグでカードの多い(少ない)チームってどこなの?
- 対戦すると相手側にカードが出やすいチームってあるの?
- ファウル数や被ファウル数も合わせて調べてみたいなぁ。
こんな疑問を解決してくれます!
イングランドプレミアリーグを例にデータを見てみましょう!
FBrefのトップページで「2021-2022 Premier League Table, Stats & Results」を開き、スクロールすると
「Squad Miscellaneous Stats」という表が出てきます。(見つからない方はページ内検索の機能を使用して下さい)
直訳すると「その他の統計」となりますが、ここにカードやファウルなどの統計データが記載されています。
表の「CardY」はイエローカードを示していますので、これをクリックするとカードの枚数順にソート可能です。
さらに、右上の「Toggle Per90 Stats」をクリックすると1試合当たりの平均カード枚数の表示に切り替わります。
ここでチームごとのカード数の目安を確認可能です。
例えば、画像8のデータでみると、
- 1試合当たりの平均カード数最多チーム:ブライトン/ニューカッスル 2.63枚
- 1試合当たりの平均カード数最小チーム:チェルシー/リバプール 1.13枚
こういったことがすぐに分かるようになります。
仮にブライトンとリバプールが対戦すれば、データ上は1枚+α程度のカード数の差が出そうです。
ブライトンのアジアンハンディキャップ・カード数が-1.0であれば、ブライトンの方がカードが多くなりそうなので、ベットする価値がありそうだという判断材料になります。
もちろんこれだけでカード数のすべての予測ができるわけではありませんが、簡単に指標が分かり、データから自分の想像とは違う新たな発見があるかもしれませんね。
ちなみにFBrefでは
- 「CrdR」:レッドカード
- 「Fls」:ファウル
- 「Fld」:被ファウル
- 「Off」:オフサイド
こういったデータも確認可能です。
画像8の中の「Opponent Stats」も見ていただくと、そのチームが相手に与えたスタッツも見ることが出来ます。
つまり、「相手に平均何枚程度のカードを与えているか」、「相手を何回程度オフサイドに陥れているか」なども確認可能です。
また、「View Player Stats」のリンクに飛べば、選手の警告数のデータなどもチェック出来ます。
クリックだけで、様々なスタッツを見ることができ、ソートも可能ですのでぜひ活用してみてください!
お役立ちサイト[レフリー分析編]
カードベットの一番良いところって何だと思いますか?
私の考える一番のメリットは「チームではなく、”レフリー”に依存する可能性があること」だと思っています。
カードベットはレフリーの癖や特徴が出ることがあり、それを事前にわかっていると非常にベットしやすくなります。
そのためにもレフリーの情報をしっかりと掴んでおくのがお勧めです!
【WhoScored】
海外サッカーのニュースでもスタッツサイトとして紹介されるWhoScoredですが、選手・チームのスタッツだけでなく、レフリーのスタッツも見ることが出来てしまうんです。
今回は特徴的なレフリーのいるセリエAを題材に、レフリーの統計データの確認方法について紹介したいと思います!
WhoScoredのトップページからSerie Aを選択すると以下の画面が表示されます。
その中から「Referee Statistics」を選択してください。
すると、セリエAのレフリーの統計データが表示されます。
カードの情報を確認するには「Yel pg」(Yellow cards per game=1試合あたりの平均イエローカード数)をクリックして、ソートすると便利だと思います。
まだ序盤戦ですので今シーズンのレフリーの担当試合数は多くありませんが、トップにいるDaniele Orsato(ダニエル・オルサート)主審は4試合で平均カード数8枚!
さすがに多いと言わざるを得ませんね。こういった方が担当する試合は当然カードベットのOver系の項目を狙っていきます。
なお、このReferee Statisticsのページでは、イエローカードの平均以外にも
- Fouls pg:1試合あたりの平均ファウル数
- Fouls/Tackles:タックル数に対するファウル数の割合
- Pen pg:1試合あたりの平均PK付与数
- Yel:今シーズンのイエローカード提示総数
- Red pg:1試合あたりの平均レッドカード提示数
- Red:今シーズンのレッドカード提示総数
こういった情報を確認することが可能です。
カードベットとレフリーの情報は切っても切れない関係にありますので、ぜひチェックしてみてください。
[おまけ:カードベットを考える上での手順・役立つサイト]
基本的な統計データはここまで紹介した2つのサイト(FBref/WhoScored)で確認できますので、試合やレフリーの精査自体は概ね賄えると思います。
ただ、「今日はカードに賭けてみよう!」と思うキッカケ作りに役立つサイトも紹介しておきたいと思います。
カードベットを考える手順は主に以下の2パターンあると思います。
- カードの多い(少ない)チームを見つけて、そのチームの試合の担当レフリーを調べるパターン
- カードの多い(少ない)レフリーを見つけて、そのレフリーの担当試合のチームを調べるパターン
①については各国リーグの公式サイト等で、試合情報から担当レフリーを調べるのが確実ですが、正直なところ様々なリーグのサイトを管理して、調べるのは大変だと思います。
そんなときはFlashScoreを使ってください。
FlashScore
サッカーベッターならすでに多くの方がご覧になっているサイトですが、担当レフリーを調べるのにも役立ちます。
気になるチームの試合のページを開くと、以下のようなページが表示されます。
このページの「Match Information」の左下とのころに、担当レフリーが表示されています。
※プレミアリーグ・セリエAなどは試合の1日前くらいには担当レフリー情報は出ています。ブンデスリーガについては試合数時間前など遅めです。
ここから担当レフリーの名前を確認し、WhoScoredでそのレフリーの統計を調べるとスムーズにその試合のカードベットの情報を掴めると思います。
②のパターンについては、気になるレフリーの担当試合を調べる必要があります。
その際に役立つのがSoccerwayです。
Soccerway
このサイトについてもサッカーベッターでご覧になったことのある方は多いと思います。
WhoScoredで気になるレフリーがいたら以下のように検索をしてみます。
※プレミアリーグのレフリーPaul Tierney(ポール・ティアニー)の場合
画像12のように「レフリーの名前+Soccerway」で検索すれば、検索結果のトップにSocerwayのレフリーに関するページが表示されます。
これを開いてみると
このようにレフリーのスケジュールが表示されます。
Soccerwayでは、次の担当試合が決まっているとその情報も掲載してくれるのがポイントです。
画像13の例でいえば、ティアニーは10月24日22時キックオフのウェストハムvsトッテナムの試合を担当予定であることが分かります。
この方法で「気になるレフリーの担当試合を調べる」ということが可能です。
※「Fourth official」と記載のある場合、第四審判としての参加なので注意が必要です。
ちなみに、SoccerwayはWhoScoredほどの細かな統計情報はありませんが、下記2点のメリットがあります。
- かなり古い担当試合まで掲載されている点。
- 大会ごとに過去の担当試合を確認できる点。
特に「大会ごとに確認できる」ところは非常にメリットです。
- Domestic Leagues:国内リーグ
- Domestic Cups:国内カップ戦
- International Cups:クラブの国際カップ戦(CL・ELなど)
- National Team:ナショナルチームの試合
この4分類で過去の担当試合を簡単に遡ることが可能です。
特に国内と国外ではレフェリングに差が出ることがありますので、そういった点をWhoScoredの情報と一緒に確認すると、より面白い発見があるかもしれません。
③カードベットのノウハウ
「ブックメーカーに必勝法は存在しない!」ということはよく言われます。
カードベットにおいてももちろん同様で、必ず勝てるような手法のようなものはありません。
ただ、「データをこのように見たら勝ち方が分かってきた!」・「ライブでこういう点に気をつけてみたら勝てるようになった!」というのはあると思います。
そういった点についても、[事前ベット]・[ライブベット]のそれぞれの視点で私なりのノウハウをご紹介していきます!
なお、私としてはカードベットはハンディキャップよりもTotal、Total UnderよりもTotal Overの方が勝ちやすいと思っています。
以下の考え方も、主にはTotal Overを狙ったノウハウだとお考え下さい。
[事前ベット編]
事前ベットの準備段階で最低限抑えておきたいところは①〜③で、④〜⑥はできれば調べておきたい内容です。
- 両チームの平均カード数
- 担当レフリーの平均カード数(対象とするリーグ・大会での数字を見ます)
- 両チームの平均被カード数(相手にどれだけカードを付与させているか)
- 両チーム内の主力にカードコレクターのような選手はいるか
- 両チームのファウル数・被ファウル数
- 担当レフリーの平均ファウル数
このあたりの項目が挙げられます。
1~6の項目を調べたうえで、Total/Underやハンディキャップのラインにデータとの明らかなギャップがあればベットの有力候補として判断していいと思います。
あとは互いの順位などから優勝(or降格)争いが絡んでいるか、日程的にキツそうかなど、試合の重要度を加味して選手のメンタル的にプレッシャーの強そうな試合はベットしてみると良いですね!
個人的にノウハウとしてもう1歩踏み込んで見て頂きたい点としては、レフリーの分析です。
例えば、上記の抑えておく項目の中で
「2.担当レフリーの平均カード数/6.担当レフリーの平均ファウル数」
この2点の比較をしておくと、面白いレフリーがいることに気づくことがあります。
どういうことかというと、「ファウル数は少ないのにカード数が多いレフリーがいる」ことがあります。
本来カードというのは悪質なファウルに対して、提示されるものになります。
しかし、ファウル数が少ないのにカードが多いとなると、
- ファウルに対し高確率でカードを提示しているタイプのレフリー
- ファウル以外のカードに値するプレー(レフリーへの暴言・選手同士の諍い)を引き起こしやすいレフリー
こういうレフリーがいることがわかります。
特に後者はカードの連鎖を引き起こすため狙い目です。
具体的な例としての代表格は、イタリアセリエAのFabio Maresca(ファビオ・マレスカ)でしょう。
画像14は2020-2021シーズンのセリエAのデータとなります。
マレスカは1試合平均のファウル数でソートすると全体で30位(45人中)となっており、一見するとそんなに荒れそうなレフリーに見えません。
しかし、1試合平均のイエローカード数では平均6.0枚で1位になるのです。
当然ですが、少ないファウル数でもカードが多いレフリーは、ファウル数が増えればさらにカード数も増える可能性の高いレフリーです。
こういったレフリーの担当試合は見逃さず、チェックしておくのがお勧めです。
[ライブベット編]
ライブでは主に“レフリーの笛の吹き方”を注視するのがお勧めです。
具体的には以下のレフリーの行動を見ておくとカードを狙いやすくなります。
- アドバンテージなど、ファウルを流すシーンが多いかどうか
→流すことが多いと当然カードは出にくいです。 - ファウルの笛を吹いた際に、ファウルが起こった場所に近づいてくるかどうか
→小さなファウルでも毎回ファウルの起きた場所に走って近づいてくるレフリーは、試合をコントロールしたい欲求が強く、ファウル自体を重く見ている可能性があります。 - ファウルの際に、笛をシンプルに吹くか、細かくたくさん吹くか
→これはイメージしてもらうとわかりやすいのですが、「ピッ」とだけ吹くレフリーと、「ピー!ピピピッ!」のように吹くかという違いです。
一見するとくだらない違いになりますが、多くの場合、後者の方がファウルを重く見ており、高圧的なレフリーの可能性があります。
これらを見ておくと、カードが増えそうなレフリーかどうか判断ができ、カードベットも狙いやすくなると思います。
⑤カードベットにおすすめのブックメーカー
最後にカードベットをする上で、お勧めのブックメーカーを2つ紹介します。
1.bet365
1つは王道のbet365です。
- カードベットが用意されている試合が多い。
- ライブでもカードベットが用意されていて、ベットスピードも速い。
- Bet Builderでカードのオッズも組み込むことができ、カードベットでオッズを上げつつ、高オッズも狙える。
このようなメリットがあり、bet365は外せません。
2.marathonbet
もう1つはmarathonbetです。
- カードベットの項目が多い(後半のカードなど焦点を絞った項目が複数ある)。
- ライブでカードベットができ、ラインが複数用意されている(例:Over4、Over4.5、Over5など複数のラインが狙える)。
なお、1点注意点はmarathonbetはベット規制が早いブックメーカーとして知られています。
実際に私も規制に遭いましたが、カードベットばかり狙っているとブックメーカー側に目を付けられますので注意しましょう。
⑥おわりに
ここまで読んで頂きありがとうございます!
今回はカードベットに関するお話が中心でしたが、紹介したサイトを使っていけばファウル数やタックル数などのさらにニッチなベット項目についても精査していくことが可能です。
また、精査していく中で「こういうことが起きるんじゃないか?」という自分なりの仮説も生まれてくると思いますので、サッカーやブックメーカーの研究に役立てて頂ければなぁと思います。
カードベットはややニッチな項目ですが、選手やチーム以外に、レフリーに関する新たな側面を知ることが出来ます。そのためにもレフリーの情報をしっかりと掴んでおくのがお勧めです
これまでとは違うサッカー観戦の楽しみ方をもたらしてくれるベット項目でもありますので、ぜひ一度チャレンジしてみてください。
それではみなさん楽しいブックメーカーライフを!
餃子が大好物です。Twitterでは海外サッカーを中心に胡散臭くない事前・ライブ予想をツイートしてます!サッカーやeSoccerに関するnoteやブックメーカーズのライター記事もいくつか執筆させて頂いてます!!!
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