ブックメーカーのオッズの見方と計算方法を完全解説!
こんにちは、ザブック管理人です。
ブックメーカーのサイトには、数字がズラーっと並んでいて、私も初めて見たときには、こんなの見るの絶対ムリ!
と、感じたのをよく覚えています。

でも、ブックメーカーのサイトは全部見る必要ないんですよね。
ここでは、オッズとはそもそも何なのか、オッズの見方、仕組みを説明していきます!
ちょっと長いので、「読むのがしんどい」と言う方は気になる部分だけピックアップしてお読みください。
ブックメーカーのオッズとは?
ブックメーカーをプレイするにあたって、オッズというのは切っても切り離せないものです。
オッズとは、簡単に言えば「賭けに勝った時に、賭けた額に対していくら戻ってくるのか」を表した数値です。
例えば、以下は浦和レッズvsセレッソ大阪の試合結果を予想するオッズです。
レッズ勝利のオッズは1.6倍です。このオッズに1,000円賭けてレッズが試合に勝利した場合、1,000×2.1=2,100円が戻ってきます。
同様に引き分けの場合は3,250円(1,000×3.25)、C大阪勝利の場合には3,200円(1,000×3.20)が戻ってきます。
選択肢 オッズ 賭け額 戻ってくる額 浦和が勝つ 2.10 1,000 2,100円 引き分け 3.25 1,000 3,250円 C大阪が勝つ 3.20 1,000 3,200円
このように「賭けた額×オッズ」によっていくら戻ってくるのかが計算できます。
ブックメーカーに限らず、日本の競馬などでも目にするオッズはギャンブルの仕組みの根幹をなすものです。
また、オッズの値の違いによってどちらがフェイバリット、つまり「どの結果が出る可能性が高いのか」の判断基準としても利用できます。
例えば浦和vsC大阪の場合、浦和勝利のオッズが2.10で3つの選択肢の中で一番低いオッズがついているので、浦和が勝利する可能性が高いということになりますね。
ではオッズは一体どのようにして決められているのでしょうか。
ブックメーカーのオッズの仕組み
ブックメーカーを運営する企業やブックメーカーに賭け(スポーツベッティング)のシステムを提供している企業にはオッズを作成する専門の部署があります。
その部署では、世界中のスポーツやイベントに対してオッズをつけています。
システムを提供している企業(=プロバイダー)から使用料を支払うことでスポーツベッティングのシステムを利用してサービスをユーザーに届けているブックメーカーがあります。
ブックメーカーとはスポーツベッティングのサービスをユーザーに提供する企業、または企業が提供するブランドの総称です。
オッズ作成の専門部署を持つブックメーカー
プロバイダーのシステムを利用しているブックメーカー
ブックメーカーのオッズを決定するトレーダーの存在
オッズを作成する部署にはトレーダーと呼ばれる人がいて、その人たちがオッズを決定しています。
オッズの決定は複合的な要因で決定されますが、端的に言えば「トレーダーがいろいろな理由でそのオッズが妥当だと思ったからそのオッズ」に決めています。
オッズが決定される要素
- 数値で表される定量データ
- 数値で表されない定性データ
- ユーザーの動向
対戦チームの過去の戦績、試合記録、統計データなどありとあらゆる情報が数値化されデータとして残ります。このように数値で表されるデータを定量データと呼びます。
一方で数値に残らないデータもあります。例えば選手の疲労度や感情などのコンディション、相性などはその最たるものです。数値では表すことができないデータを定性データと呼びます。
トレーダーは定量データと定性データを駆使してオッズを決定していきます。
また、ユーザーにはできるだけ結果に対して均等に賭けて欲しいというのがブックメーカーの心情です。
例えばサッカーの試合で明らかに実力差のあるチーム同士の対戦で2チームの勝利オッズが同じだった場合、ほとんどの人が実力の優るチーム勝利に賭けるでしょう。
試合結果が引き分けや実力の劣るチームが勝った場合には、実力の優るチームへの賭け金がブックメーカーに入ってきますから、ブックメーカーとしては大きな利益が得られます。しかし、実力通りの試合結果になった場合(これになる可能性が高い)、ブックメーカーは利益を得られないどころか、ユーザーに支払う勝利金すらも捻出できずに赤字になってしまいます。
そうなることを防ぐためにユーザーがまんべんなく賭けてくれるようにオッズの値を決定します。
このようにブックメーカーはあらゆるデータを駆使してオッズを決定するんです。
これは本当にすごいことで、このシステムはJリーグでも活用されています!
ブックメーカーのデータを活用して八百長を防ぐって、素晴らしくすごくないですか?

アジアでは初の試みで、世界450社以上のブックメーカーと提携して情報を収集し、掛け率の急激な変動など「不自然な動き」を検知するという。Jリーグでは八百長の疑惑は判明していないが、世界的に見せれば八百長疑惑はおきている。
ブックメーカーは、オッズが変わる?
オッズが決定されて実際にブックメーカーのサイト上に公開された後も、当初から状況が変わるとオッズは変動します。
例えばサッカーのチームA対チームBの試合で試合の1週間前に公開されたオッズが以下のようだったとします。
チームA勝利 引き分け チームB勝利 2.40 3.60 2.40 この段階では両チームの実力は拮抗していると見られ、どちらが勝つかはたまた引き分けになるか予想が難しいとトレーダーが判断し、両チームの勝利に同じオッズがつけられています。
しかし、試合の3日前になってチームAの主力選手がケガをして試合に出場できなくなったとします。
するとその情報を元にオッズが変わります。
チームA勝利 引き分け チームB勝利 3.30 4.00 1.95
現実的にはさすがに一人の選手の出場可否でここまで極端にオッズが上下することはないと思いますが、オッズの値はさまざまな要因で変わっていくのです。
ユーザーの賭けの傾向もオッズの変動に影響する
トレーダーのお話の時にブックメーカーはユーザーにまんべんなく賭けて欲しいというお話をしましたが、公開されたオッズが変わる要因のひとつとしてよくあるのが、ユーザーの賭けの動きによる変動です。
例えば上記の試合1週間前のオッズでチームAの勝利にばかり多くのユーザーが賭けて、引き分け、チームB勝利にはほとんど賭けられていなかった場合、チームA勝利のオッズは下がり、引き分けとチームB勝利のオッズはそれに伴って上がります。
これはオッズが公開された直後やマイナーな試合・大会でよく起こる現象です。
考えてみれば、当たり前ですよね。
みんなが「チームAが勝つ!このオッズなら買いだ!」と言ってガンガン賭けられたら、ブックメーカーとしてはやばいと思って、慌ててオッズを下げますよね。
このようにユーザーの動きが加わることでオッズの微調整がされるわけです。
マイナーな試合の場合には、メジャーな試合よりも情報量が少ない状態でオッズを決める必要があるため、オッズの付き方が甘くユーザーが賭けた後にオッズが修正される場合があります。
例えば日本のJリーグは世界的に見ればまだまだマイナーなリーグです。ブックメーカーの本場であるヨーロッパのチャンピオンズリーグやプレミアリーグなどと比べると入手できる情報は少ないですよね。それでもトレーダーは限られた情報でオッズを付けます。
しかし日本にいれば比較的容易に情報が得られますし、トレーダーよりもJリーグに詳しいという人も多数いると思います。そんな人たちが一斉に甘いと思うオッズに賭けると、ブックメーカーは即座にオッズの修正を行うのです。
ルールが通常のベットと異なるので、おいしいと思ったオッズが実は利用者に不利なベットだった、ということもよくあります。ライブベットを始める前にはルールをしっかり理解してください。
これは他の投資などとも同じですが、ルールを知らずにベットしても、絶対に勝てません!
オッズの修正は大小さまざまな状況の変化に合わせて0.001単位で行われています。
トレーダーがいくら優秀でも絶対的な情報量が少なかったり、知識が足りていなければ正確なオッズをつけることは難しいです。
情報やデータを駆使してトレーダーよりも正確な予想を立てればブックメーカーで勝ち続けることも可能でしょう!
もちろん口で言うほど簡単ではないのですが…
他にはパリミチュエル方式というオッズの付け方があり、これは日本の公営ギャンブルの競馬やボートレース、競輪などで採用されている方式です。
例えば、上記の例でオッズ修正時にチームAとチームBのオッズが逆につけられた場合など。
ブックメーカーのオッズと確率の違い
オッズは「どの結果が出る可能性が高いのか」の判断基準にもなると書きましたが、それはつまりオッズ=確率ということなのでしょうか。
厳密に言えばオッズと確率は違います。
確率というのは、ある現象が起こるかどうかを0から1で表した数値です。パーセンテージで表せば0から100%ということです。絶対起こらないという場合には0(0%)、絶対起こるという場合には1(100%)という具合です。
例えばサッカーの試合、チームA対チームBですべての条件が全く一緒だと仮定してみましょう。選手、監督、選手のコンディション何もかもすべて同じです(もちろん現実にはそんなことあり得ませんが)。
その場合90分の試合結果で起こる可能性があるのはチームA勝利、チームB勝利、引き分けで、試合前の条件はすべて同じですからそれぞれの起こる確率は33.333…%、つまり3分の1で同じになります。
オッズも確率に合わせて等分されるので、1÷(1/3)=3倍となります。
次にブックメーカーのオッズで実際に考えてみましょう。浦和レッズvsセレッソ大阪の試合をまた例に取ります。
オッズから逆算していきます。オッズ=確率なら3つの確率を合わせるとちょうど100%になるはずです。{(1 ÷ 2.1) + (1 ÷ 3.25) + (1 ÷ 3.20)} x 100 = 109.638…%
なんと100%を超えてしまいました。
これで明らかにオッズ=確率ではないということがわかったかと思います。
ではなぜブックメーカーのオッズから確率を逆算すると100%を超えてしまうのでしょうか?
それはブックメーカーが賭けの胴元として場代(控除率)を設けているためです。
上記の試合の場合、試合結果の確率の合計が106.548%でした。1をこの確率で割り、さらにそれを1から引いた値が控除率です。
1-0.912=0.088
約8.8%がこの試合結果の控除率ということになります。
控除率とは1回賭けを行った際に胴元が手数料として差し引く額の割合で、還元率とはその逆、つまり1回の賭けに対してユーザーがどのくらいの額を勝つ見込みがあるのかの割合です。控除率+還元率=100%になります。
例えば控除率10%のギャンブルで1000円を賭けたとします。控除率は10%なので賭けた額のうち100円が胴元に入ります。そしてそのギャンブルでユーザーが勝つ見込みの金額は900円となります。
ブックメーカーが設定する控除率
ブックメーカーは慈善団体ではないので、企業として利益を生まなければいけません。
その利益をどこから得ているのかと言えば、オッズに設けた控除率です。サービス利用料と言ってもいいかもしれないですね。
控除率にはハウスエッジ、マージンなどの呼び方もあり、ブックメーカーに限らずギャンブルには必ず設けられるものです。
ただブックメーカーもまったくリスクを負っていないわけではありません。
賭けの対象はあくまでもスポーツですから、いくらデータを集めてオッズを付けても予想外のことは起こります。
例えば2019年のゴルフ全英オープンで日本の渋野日向子選手が見事優勝を果たし、この時の渋野選手の優勝予想オッズは251倍。
また、イングランド・プレミアリーグの2015/16シーズンには元日本代表の岡崎慎司選手も所属していたレスター・シティが下馬評を覆してリーグ優勝を達成。後にミラクル・レスターと呼ばれることになる開幕前のオッズはなんと5001倍でした。
果たしてブックメーカーがどれほどの損害を被ったのか正確なところは定かではありませんが、ブックメーカー側もリスクを負った上で賭けの場を提供しているのです。
ブックメーカーの還元率
ブックメーカーが取る控除率に対してユーザーに戻ってくる割合を還元率といいます。
還元率が100%を下回っている限り、理論上はユーザーが勝つことはできません。
しかし還元率はあくまで理論値であり、何度も何度も永遠に同じオッズに同じ額を賭けた場合に最終的に行き着く数値です。
例えば先ほどの浦和vsC大阪の場合、1÷1.09638=0.9120…つまり約91.2%が還元率ということになります。
浦和勝利、引き分け、C大阪勝利それぞれの結果に1回1000円を均等に何度も何度も賭けていくと、最終的に1回の賭けで得られる金額の平均が912円に限りなく近付いていきます。
賭け額1000円に対して912円が戻るので、1回につき88円が控除率としてブックメーカーに入る仕組みです。
一見するとブックメーカーだけが儲かってユーザーは手数料だけ取られているようにも見えますが、
実際には同じオッズに賭けるのは1回です。その1回の賭けに勝てば賭け金にオッズを掛けた分戻ってきます。
還元率を算出することによって、できるだけ甘い設定の(還元率が高い)オッズを見つけ出して、最初の1回を的中させる可能性を上げることができます。
優位な状態で賭けを行いたいのであれば、オッズの還元率や控除率を見極めることが大切です。
稼げる期待値を計算する
還元率と似た言葉で期待値というものがあります。
還元率がユーザーに戻ってくる割合の平均を表しているのに対して期待値はユーザーに戻ってくる具体的な金額の平均を表します。
期待値の計算式は以下の通りです。
(勝つ確率) x (1ベットあたりの獲得可能金額) – (負ける確率) x (1ベットあたりの損失金額)
※「勝つ確率」は1を結果のオッズで割ることで算出できます。「負ける確率」も同様です。
具体的に期待値を算出してみましょう。また浦和レッズとC大阪の試合で計算してみます。
例)浦和(2.10)がC大阪 (3.20)と試合(引き分けは3.25)をする場合
セレッソの勝利に¥100を賭けると獲得可能な賞金は¥225で、それが発生する確率は1 ÷ 3.25 = 0.308、つまり約31%になります。
この結果が発生しない確率は、浦和勝利と引き分けの合計、つまり0.476 + 0.308 = 0.784になります。賭け1回あたりの損失金額は最初の賭け金¥100です。したがって式は次のようになります。
(0.308 x 225円) – (0.784 x 100円) = -9.1円
セレッソ大阪勝利の賭けの期待値はマイナスであり、100円賭けるたびに平均して9.1円を失うことを意味します。
オッズはブックメーカー、もっと言えばトレーダーが定数データ、定量データを駆使し、これまでの経験や知識を生かして、ユーザーの動きを読んで主観的に決定しているものです。
オッズから導き出される還元率や期待値もまたトレーダーの主観によって設定されたものと見ることもできるでしょう。
他のブックメーカーで同じ試合のセレッソ大阪勝利のオッズの期待値を確認してみましょう。

| 浦和 | 引き分け | C大阪 | C大阪期待値 | |
|---|---|---|---|---|
| bet365 | 2.10 | 3.25 | 3.20 | -6.75円 |
| ピナクル | 2.14 | 3.74 | 3.41 | -2.787円 |
| ウィリアムヒル | 2.15 | 3.20 | 3.30 | -16.291円 |
ブックメーカーによって期待値が違うということが分かりますね。
ブックメーカーで勝つための肝はここにあると思っています。
得られる情報や自分の知識、経験を生かしてトレーダーよりも正確な予測を立てて賭ければトレーダーの裏をかいて安定して勝つことができるのではないでしょうか。
成績に応じて賞金をお支払いしており、かなり本気の予想が読めると思いますので、ベットをする際には是非参考になさってみてください!もちろん、慣れてきたら予想師としての投稿もお待ちしています!
【知ればカンタン】ブックメーカーのオッズの見方を知ろう!
さてオッズの仕組みや、オッズに関わる関連用語について解説してきましたが、続いてオッズの表示方法について解説していきます。
オッズには大きく分けて、3種類あります。
ヨーロッパのブックメーカーだと、初めてログインした際にはこのような分数表記になっていて、混乱した…という方もいるのではないでしょうか。

そんな時はカンタンな設定ですぐに直すことができます。
例えばbet365なら画面右上のヒトマークから
【環境設定】→【オッズの表示】で【デシマル(小数)】を選ぶと少数表記に切り替わります。

その他のブックメーカーの設定でお困りの場合は、当サイトの掲示板までお気軽にご相談ください!
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ブックメーカーのオッズは3種類!日本人なら【デシマル】を選べばOK
ここではオッズの表示形式についてご説明します。
基本はどのサイトにもあるデシマル(Decimal)を選べばいいのですが、海外に行った際など、他の国ではどのようなオッズが使われているのか、気になる方は知識としてしっておくのもいいかもしれません。
特に海外に行く予定などない方は、知らなくても全く問題ないと思います!
デシマルオッズ(小数)

デシマル(Decimal)とは、小数という意味の単語です。
日本の公営ギャンブルもこの表記を採用しており、日本人にとって「オッズ」といえばこの表記となります。
計算方法
オッズ「10.00」に1ベットすると、10戻ってきます。純利益はベット額の1を引いた9となります。
フラクショナルオッズ(分数)

フラクショナル(Fractional)とは、分数という意味の単語です。
ヨーロッパを中心に使用されている表記方法です。
デシマルとの違いとして、この場合、勝利時に返金されるベット額がオッズに含まれません。
考え方は、分数の計算方法と同じです。
3/5であれば、3 ÷ 5 = 0.6 (デシマルなら1.60)
17/4であれば、17 ÷ 4 = 4.25 (デシマルなら5.25)
となります。
計算方法
オッズ「9/1」に1ベットすると、10戻ってきます。純利益はベット額の1を引いた9となります。
アメリカンオッズ

アメリカン(American)とは数字の前に「+、−」が付いた表記方法です。
マイナスの記号が使われている方が優勢、とひと目で分かるのが特徴です。
マイナス記号(-):100獲得するために必要な金額を表し、
プラス記号(+):100ベット当たりに獲得できる金額を意味する。
例えば…、
「-167」であれば、マイナス記号がついているので、100ベットしたときに167得られることがわかります。
「+425」であれば、プラス記号がついているので、100ベットしたときに425得られることがわかります。
計算方法
オッズ「+1000」に1ベットすると、10戻ってきます。純利益はベット額の1を引いた9となります。
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