ブックメーカーの特徴・評判と公益ギャンブルとの違いは？

ブックメーカーとは海外で合法的に運営されている賭けサイト、いわゆるオンラインtotoのようなものです。

英語圏では「スポーツブック」とも呼ばれることがあり、「スポーツベット」や「スポーツベッティング」と呼ばれることが主流です。

日本では、スポーツベットを提供しているのはtotoだけですが、世界中には数千ものブックメーカーがあると言われています。

中には日本に特化しているブックメーカーも多く、日本語チャットサポートがあったりJリーグが見れたりもするのです！
もちろん登録も簡単で、スマホさえあれば2～3分で登録できて、いつでも気軽に利用(ベット)することができます！

ここでは、気になるブックメーカーの違法性から成り立ち、登録・入金・出金・利用方法まで、初心者が気になる点について細かく解説します！

ブックメーカーと公営ギャンブルの違いは？

最近よく目にするブックメーカー。国内でよく見る宝くじやスポーツ振興くじとの違いはなんでしょうか？

国内の公営ギャンブルは30～40%の主催者の利益を確保してから賭け金を勝利者へ分配するのに対し、
海外の政府公認のブックメーカーは4～6%の手数料のみを受け取って、その他は全て勝利者へ賭け金を返還しています。

いわゆる、国内の公営ギャンブルは主催者の利益が優先されるのに対し、ブックメーカーは両替商などに近い手数料ビジネスの形をとっており、それが配当金（オッズ）の高さに反映され、近年のブックメーカーブームのきっかけとなっている理由の一つです。

似たように見える二つのギャンブルですが、そもそも全く原理が違っています。

ブックメーカーで賭ける場合には必ず配当金が提示されるのに対し、
国内のスポーツ振興くじを購入する際に配当金が提示されないのはそういう理由があるからなのです。

ブックメーカー(bookmaker)とはイギリス発祥の賭けの主催会社の総称で、現在は世界中に数千社は存在すると言われています。

事前に配当率(オッズ)を提示して参加者を募集し、参加者が賭けを行い、ブックメーカーはそのオッズ差で生まれる賭け金の一部を手数料として受取ります。取り扱う賭けの種類はスポーツに限らず、気象、政治、エンターテインメントまで様々です。

当サイトで紹介しているブックメーカーは、各国の法律やルールに従って健全に運営されており、政府公認かつ合法で信頼できる賭けサイトだけです。

ブックメーカーの特徴・優位性は？

totoや最近始まったWINNERなどの公益ギャンブルとブックメーカーには大きな違いがいくつもあります。
その違いについてご説明していきます。

メリット1：ギャンブルの還元率が倍近く高い

還元率とは胴元の取り分（控除率）を除いた賞金の払戻し率のことです。

ブックメーカー	90～98%
パチンコ	70%～85%
競馬、競艇、競輪等	58.5%
サッカーくじ	49.6%
宝くじ	45.7%

引用元👉宝くじ・公営競技・サッカーくじの実行還元率｜総務省

この結果は総務省がウェブサイト上で発表している公式データより引用しています。

ちなみに映画などで出てくる、いわゆる違法の賭場の還元率は60%前後と言われているそうですので、宝くじの払い戻し率がいかに低いかお分かりでしょうか？

宝くじ等の公営ギャンブルをフォローするわけではありませんが、その控除額の中から植樹や被災地への寄付金など、国を良くするための様々な目的のために使われているようです。

ブックメーカーがなぜこんなに高い還元率で運営ができるの？

その理由は、世界中で運営し、何千万人の顧客がいるブックメーカーならでは！
例えば一人から10円の手数料を得たとしても、数千万人の会員がいたらものすごい金額になります。

世界規模で運営を行うブックメーカーは、日本のスポーツ振興くじとは参加者数がケタ違いなので、その分より少ない控除率(=手数料)で賭けを提供することが出来るのです。

大量に作って大量に売る、ユニクロやコストコが安く商品を提供できるのと仕組みは同じです。

メリット2：予想できる賭けの種類が豊富

totoやWINNERでは、賭けられる項目が1種類のみですが、ブックメーカーでは1試合につき100種類以上の賭け種類が提供されています。

2022年W杯の際には、カードが提示されるか？誰が得点するか？など、実に様々なベットが1試合につき150項目以上提供されました。

また、試合を観戦しながら賭けを楽しむ「ライブベット」という賭け方もできます！
試合の流れに応じて刻々と変わるオッズを見ながら予想できるのが面白いと日本で特に人気の賭け方です。

メリット3：無料で人気スポーツの生中継が試聴可能！

ブックメーカーの中にはユーザーに賭けを楽しんでもらうために、その収益の中から各スポーツ団体に高額の放映料を支払い、試合をライブ配信しているサイトがいくつかあります。

ブックメーカーを利用すれば、無料で大人気の欧州サッカーの試合のみならず、NBAやJリーグなど、さまざまなスポーツのストリーミング配信をスマホでもPC・タブレットでも楽しむことが出来るんです！

中でもこれから紹介するサイトは、日本マーケットに特化し、ライブ配信を提供しているブックメーカーの筆頭です！

スポーツベッティング（＝賭け）サイトと聞くと、「何だか怪しい」「違法配信なのではないか？」と思う方もいるかもしれません。

ブックメーカーは、厳しい審査を通過して運営ライセンスを取得し、海外に拠点を置いて各国の法律に従ってサービスを提供しています。

有名なところでいうと、以下のイギリスプレミアリーグのユニフォームスポンサーをしているのはすべてブックメーカーです。
海外では試合の盛り上がりと資金面をサポートする上でも、スポーツ業界とブックメーカーは密接に繋がっているのです。

• 🇬🇧エヴァートンFC（スポンサー：ステークカジノ）
• 🇬🇧ウエストハムFC（スポンサー：betway）
• 🇬🇧サウザンプトンFC（スポンサー：スポーツベットアイオー）
• 🇬🇧ストークFC（スポンサー：bet365）

ブックメーカーのデメリットは？

ブックメーカーは、世界中で愛されるエンターテイメントで、デメリットはほとんどありません。
ですが日本国内で利用する際に、気になるポイントをご紹介します。

デメリット：入出金に手間がかかる

WINNERなどの公益ギャンブルは、予想したベットが的中すれば自動的に口座に振り込まれますが、ブックメーカーでベットした場合には、勝ち金を引き出すための手続きが必要です。

その際には出金のための口座を入力する手間が発生します。

すぐに勝ち金を受け取れないのはブックメーカーのデメリットです。

入金に関しては、クレジットカードで入金できるブックメーカーも多いため、そこまで不便を感じることはありません。

ブックメーカーを国内から利用することの違法性は？

ブックメーカーを国内から利用することは違法ではありません。

その根拠となるのは賭博罪について書かれている刑法です。
日本の刑法には次のような条項があります。

刑法 第185条
賭博をした者は、50万円以下の罰金又は科料に処する。ただし、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りでない。

日本国憲法 – 刑法

これだけ見ると、ブックメーカーはやっぱり法に触れているように見えます。
しかしこの賭博罪をブックメーカーに適用するには難しい理由もあります。

賭博罪は、犯罪の性質上、必ず複数の人間が関わる『必要的共犯』とされ、胴元と参加者という向かいあう関係の者たちが共犯となることから『対向犯』と呼ばれています。ところが、胴元であるブックメーカーは合法なので処罰できません。対向犯の一方である胴元を処罰できないのに、もう一方である参加者のみを処罰できるのか、という問題があるのです。

👉五輪やノーベル賞も「賭け」の対象 「海外ブックメーカー」に日本から参加できる？｜弁護士ドットコム

これはつまり、『賭けを提供したもの』と『賭けを行ったもの』の両方が存在しなければ『賭博罪』が成立しないということです。

しかし、ブックメーカーは海外で合法に運営されており、片方は合法、片方は違法という矛盾した状態。
つまり、両者が揃わないので罪が立証されない(賭博罪が成立しない)のです。

なぜこんなことになるかといえば、刑法が制定されたのは明治40年（西暦1907年）。

この頃はまさか100年後にはインターネットを介して日本国内にいながら海外の業者と賭けができるようになることは想定していないため、このような矛盾した状態になってしまっているのです。

かみ砕いていえば、『必ず相手方がある犯罪で、片方だけを処罰していいのか』という問題

👉五輪やノーベル賞も「賭け」の対象 「海外ブックメーカー」に日本から参加できる？｜弁護士ドットコム

この点がネックとなり、現行の法律(刑法)では立件(摘発・逮捕・起訴)することができないのです。

従って、国内でブックメーカーを利用したことによる逮捕者は出ておらず、まだ判例もありません。

• 現役弁護士が回答ブックメーカーに違法性なし！聞けば思わず納得のその根拠とは？

ブックメーカーを利用する上での注意点

ブックメーカーでプレイする際、最低限心に留めておきたいこともいくつかあります。ブックメーカーにはブックメーカーのルールがありますので、後から「知らなかった」とならないようにご利用の前には利用規約を読んだり、気をつけたい点をしっかりと調べておきましょう。
全てのブックメーカーに共通する一般的な注意点をまとめてみました。

ライセンスを取得したブックメーカーを選ぼう

ブックメーカーを運営する企業はその国で定められたライセンスを取得していなければいけません。取得したライセンスは各ブックメーカーのウェブサイトの一番下にアイコンで表示されており、そのアイコンを押すと取得しているライセンスが表示されます。

ライセンスはそのブックメーカーの安全性を見極める大きな指標のひとつになります。しっかりと認可された状態で運営されているのかどうか確認しておきましょう。

当サイトおすすめブックメーカーはスポーツベットアイオーです。
今日本で一番人気のブックメーカーです！

ブックメーカーのロールオーバー（引き出し条件）

ブックメーカーでプレイをして勝ったらいざ出金となるのですが、出金するためには必ず入金した額と同額またはそれ以上の金額（入金額の1倍）を賭けなければいけません。これはロールオーバーや出金条件、引き出し条件と呼ばれるもので、ブックメーカーが資金洗浄など本来の目的とは逸脱した不正利用されるのを防ぐための対策です。

また、ブックメーカーで不定期に配られるボーナスを受け取ったりすると、特別なロールオーバーの条件がついている場合があります。
例えばロールオーバーがボーナス額の5倍の場合、1,000円のボーナスを受け取ったとすると1,000円X5倍＝5,000円となり、ボーナスを受け取ったら5,000円を賭けるまでは出金ができないことになります。

これらの条件はブックメーカーやそれぞれのボーナスによって条件が違いますから、ボーナスを受け取る前にはどんなロールオーバー（出金条件、引き出し条件）が付随しているのか必ず確認して受け取るかどうかを決めましょう。

アカウントの規制・凍結

ルールを破ったり、ギャンブル依存症が疑われたりするとブックメーカーはユーザーのアカウントに規制を設ける場合があります。

規約違反・不正行為は絶対ダメ

利用規約違反や不正行為は絶対に行わないようにしましょう。これらはアカウントの規制や凍結、最悪の場合資金の没収につながります。

当たり前のことのように聞こえるかもしれませんが、規約を読んでいなくて知らない間に違反や不正、またはそれと疑われる行為を行なってしまうケースも稀に見られます。または「少しくらい大丈夫だろう」と思って意図的にルールを破るのは命取りです。ブックメーカーは個人情報、デバイス、インターネット環境、プレイパターンなどユーザーのあらゆる情報を管理し、不正防止に努めています。管理と言われるとちょっと尻込みしてしまうかもしれませんが、これはユーザーを守るためでもあります。第三者からユーザーの大切な資金を守るためにブックメーカーはあらゆる策を講じているのです。

初心者が陥りやすいものとしては、複数アカウントの所持、負けるリスクの低いプレイの継続、第三者との共謀、資金洗浄疑惑などがあります。
細かいルールや規約はブックメーカーによっても違う場合があるので、できれば利用規約には目を通しておきたいところです。

賭け過ぎ、勝ち過ぎには要注意？

ブックメーカーにはユーザーがギャンブル依存症にならないように対策を行うことが規則で定められています。そのため賭け過ぎと判断されると、依存症確認のための連絡が来たり、アカウントが一時的に停止されたりすることがあります。

また、先にも書いたようにブックメーカーは日本の公営ギャンブルと違ってリスクを負ってサービスを展開しています。そのため勝ち続けているユーザーにはベット額や、ベットできるオッズの制限を設ける場合があります。これらの基準は残念ながら公表されていないためどのくらい勝ったら規制されてしまうのかというのはわかりません。

• ブックメーカーで規制される理由とその裏側｜よくある質問

投資・副業でブックメーカーをするのは？勝てるギャンブルなのか？

投資目的や副業としてブックメーカーを始めて、勝てるのか勝てないのかは正直なところあなた次第ですが、他のギャンブルと比べて勝てる可能性はとても高いです。

例えばピナクルは手数料（控除率）が一般的なレートよりも低く、ユーザーへの還元率は97%です。
totoなどの公益ギャンブルが50％前後ということを考えると、その凄さがお分かりになると思います。

もしあなたが特定のスポーツやリーグについて詳しい知識を持っていたら…
それはカジノや株式投資、FX投資よりも圧倒的に勝ちやすいギャンブルなのだと思います。

カジノは運の要素がとても強いですし、 株式投資やFX投資で利益を出そうと思ったら本気で政治経済について詳しくなければなりません。
その点ブックメーカーの場合、ある一つのスポーツにだけ精通していれば、その低い手数料（控除率）を最大限活用してプレイを繰り返せば勝率はぐっと上がります。

副業に留まらず、現にブックメーカー投資を職業として専業で生活しているプロも世の中には沢山いるようです。（とは言ってもごく一部ですが）

「ブックメーカー投資」とはそもそも何なのか？本当に稼げるのかどうか、また注意点については、下記を参照して下さい。

• ブックメーカー投資は本当に稼げるのか？！ 違法性・詐欺への注意やノウハウを解説
• ブックメーカーは副業になる？アフィリエイト・予想配信まで解説