SBCアワード2021授賞式に行ってきました
更新:2023年08月19日
スポーツブック、オンラインカジノなどいわゆるゲーミング関連のイベントは世界中で沢山開催されていますが、その中でもスポーツブックに特化し、影響力も高いと言われるSBCアワード の授賞式に、ゲストとして参加してきました。
日本では、まだまだ認知度が低く、一般に知られる事が少ないスポーツブックですが、イギリスをはじめヨーロッパ各国では、国ごとにゲーミングの法整備をしライセンスを発行したり、また、しっかりと税収にもなっていたりもします。そんなスポーツブックとオンラインゲーミングの祭典、SBCアワード授賞式のアカデミックな雰囲気を少しでも感じてもらたら嬉しいです!
SBCアワードとは?
SBCアワードを開催するSBCはSports Betting Community (スポーツベッティングコミュニティ)の略。スポーツブックに関連するイベント、ニュース、カンファレンスなど多岐にわたって開催、運営しています。
SBCアワードは、スポーツブックやオンラインカジノを運営している会社、システムを提供している会社、アフィリエイトやマーケティングの会社、ペイメント関連の会社など、ゲーミング業界に携わる会社を各カテゴリー、賞ごとノミネートし、業界から選出されたメンバーで構成された審査員たちがアワード受賞者を決定します。
2021年で8回目となるこのSBCAawrd、今回の授賞式では、オペレーター部門14,アフィリエイト部門3、サプライヤー部門20、スペシャリスト部門2、ペイメント部門4の、合計43アワードが発表されました。
SBCアワード2021授賞式
授賞式会場のロンドンEvolutionというイベント会場に入ると、まずは全室のBARコーナーでウェルカムドリンク。クリスマスな歌とダンスで、いっきにイベントが始まるぞ感につつまれつつ、周囲の人たちとのソーシャルな時間を過ごします。私が会場に入ったのは18:30頃、テーブル席に案内される19:00までこの前室で、シャンパンを飲んだり、ショーを楽しんだりしました。
ドレスコードはスマートカジュアル・カクテルドレスとの事で幅が広く、タキシードの方は少なく、わりとカジュアルなジャケットにノータイの方もちらほら。女性もカクテルドレスは少な目で、シックなワンピースくらいの方が多い印象でした。
ウェルカムドリンクの後は前室からメインホールへ移動し、着席の3コースディナーが待っています。まずは自分のテーブルを探します。テーブルが結構あってわからん🙄
あった!ありましたThe Bookmakerのテーブルは23番
およそ800人のゲストと聞いていしたが、どうでしょう、そんなにいらっしゃったかしら?
今回テーブルでご一緒になったのは、FastTrack(ファストトラック)というスポーツブック関連のシステムプロバイダー会社の方たち。マルタやスペインのオフィスから、今回のSBCアワードの為にロンドンに来たとの事。
サプライヤー部門の賞にノミネートされていました。残念ながら今回は受賞されませんでしたが、とても楽しい方たちでテーブルの雰囲気は抜群でした。(写真は授賞式も終盤、宴もたけなわ後)
アワードの発表が始まるまで、歓談&たまにショーが入りながらディナーが運ばれ始めます。ここ迄で会場入りから軽く2時間経過、みなさんかなりお酒も入って楽しそうです🥂
ディナーは3コース。
1皿めはお魚料理、2皿目はダック、最後のデザートはプラリネの濃厚なケーキでした。
事前にお願いしておけば、ベジタリアンやヴィーガンのリクエストにも対応しますよとSBCの方が仰ってました。私は何でも頂けるので、リクエストはなし。
一皿めのお魚料理。タラにナッツなどをまぶして焼いたもの、上にはイギリスらしくサンフィアが添えられています。会場ライトが深いピンクだったので、お料理が変な色に映ってしまってますが、もうちょっと実物はおいしそうに見えました。
スポーツブックのプラットフォーム、BETCONSTRUCTの名前が入った除菌スプレーが各席に。
チョコレートのプラリネ、パッションフルーツのムースが乗ったデザート。
ディナー中も、スポーツブックやオンラインカジノに全くもって無関係、かすりもしないようなショーが、ちょいちょい挟み込まれていますが、みなさんソーシャルに忙しくて見てる方は皆無。近くのテーブルの方と自己紹介したり、旧友との再会に盛り上がったりと、あっという間に時間は進み、シャンパンやワインのボトルがどんどーん🍾、じゃんじゃーん🍾、ぽんぽーん🍾と空いていきます🥂
そして、一応見ているようで、誰も気にしていないショーは続く。
各テーブルでは「どの会社がアワードを取るか」のベットをしている方も。職業病だな。
SBCアワード2021の受賞者発表
長めのショー&歓談時間が終わり(すでに2時間!)、ここでプレゼンターさんが登場。イギリスのテレビなどでも活躍しているらしい司会者兼モデルのKirsty Gallacherさんと、元サッカーフランス代表、チェルシーやミランでも活躍していたというMarcel Desaillyさんがステージ上に。いよいよアワード受賞式が始まるのかと思っ……..
発表!はまだ始まらない
いよいよアワード受賞式が始まるのかと思ったら、まずMarcel Desaillyさんのインタビューが始まりました。約30分ほどのこのインタビューの様子と、前半のアワード受賞部分をYoutubeでUPしている方がいたので、ご興味あればこちらをどうぞ⇒https://www.youtube.com/watch?v=zvwxCzQUdG8
いよいよ発表です
プレゼンターの方たちのインタビューが終わって、ようやく、本当にようやく!各アワード発表が始まりました。発表された3部門、計43のアワードの中から、ザブック読者さん、予想師さん、ベッターさんが興味をお持ちになりそうな、注目のアワード受賞者を抜粋して紹介します!
Sportsbook of the Year
スポーツブックオブザイヤーは、日本でもおなじみ、ザブックでもご紹介しているbet365が受賞🎊
Bet365はBest Affiliate Program(ベストアフィリエイトプログラム)部門、Best Mobile Operator App(ベストモバイルオペレーターアプリ)部門の3部門での受賞でした。さすがにトリプル受賞は王者の風格!
eSports Operator of the Year
eSportsオペレーターオブザイヤーはBetwayが受賞。イギリスは勿論、ヨーロッパ全域、アフリカやアジアでも名の通ったBetwayは、現在本格的に日本語化を進めていて、2022年は完全日本語対応予定との事、日本人プレーヤーさんも使いやすくなりそうですね!
Sponsorship of the Year
スポンサーシップオブザイヤーは、1XBET(ワンバイベット)が受賞。さまざまなスポーツのクラブチームなどのスポンサーを行っている1XBETは、業界のイベントなどにも積極的にスポンサー活動をしています。今回のSBCアワードでも、通常スポンサーの他に、ステージスポンサーなど、会場の様々な所で1XBETのロゴを見かけました。
Leader of the Year
オペレーター&サプライヤー部門のリーダーオブザイヤーはスポーツベット.IOを運営するYOLOグループが受賞。
オペレーターと、システムを提供するサプライヤー両方兼ね備えた部門。仮想通貨をいち早く取り入れたスポーツベット.IOと、ライブカジノ.IOを運営する、YOLOグループらしい、まさにリーダーとしてのアワード受賞だと思います!
Employer of the Year
オペレーター&サプライヤー部門の、エンプロイヤー(雇用者)オブザイヤーは、カジ旅を運営するHEROゲーミングが受賞。企業がどれだけスタッフを思い、仕事をしやすい環境を整えているのか、という賞だと思います。働きやすい環境で、個人の力をより発揮できてこそ、ブランド力も高まるはず。HEROゲーミングの企業努力が垣間見れるアワード受賞だと感じました。
カジ旅やHEROゲーミングのスタッフさんたちが、どのような環境でお仕事に取り組んでいるのか、企業インタビューなどもいつかしてみたいですね!
Casino / Slots Developer of the Year
カジノゲーム、スロットもプレーする方なら、一度は聞いたことがあるプロバイダーPRAGMATIC PLAY(プラグマティック)が、デベロッパーオブザイヤーを受賞していました。
日本でも人気のThe Dog House、スウィートボナンザ、ウルフゴールドなどの大ヒットスロットをリリースしているプラグマティック、世界的にも実績が認められていますね!
その他のアワード受賞も気になる?
SBCアワードのサイトに、各カテゴリーごと全ての受賞者が発表されていました。紹介したアワード以外も気になる方はチェックしてみてくださいね!
SBCAwards WINNER
SBCアワード授賞式の感想、個人的まとめ
SBCアワード開催の少し前に出現したコロナ変異株蔓延への対策として、各国が入出国ルールを変更した事などもあり、ザブックからは私一人での参加となりました。実際アワードを受賞してもイギリスへの入国が困難で、直前で不参加を決めた会社や、またアワード受賞者も今回は一切のスピーチ無しと、やはりコロナの影響をとても感じました。
面倒な入出国手続きや、何度もPCRテストを受ける必要など、制限は勿論ありましたが、ひさしぶりに業界関係イベントに参加し、各アワードにノミネートされた方や、イベント運営しているSBCの方、また今回初めて知り合いになった勢いのある会社の方たちと華やかな場でお話しが出来たのは、現状のスポーツブック、ゲーミング業界の動向を少しでも肌で感じられた、貴重な時間だったと思います。
SBCアワード以外にも、スポーツブックやゲーミング業界では様々なカンファレンスやアワードなどが開催されています。今後もザブックでは、各イベントに機会があれば参加し、業界の動向から人気のブックメーカー、プラットフォーム、新しいテクノロジーなどもご紹介できればと思います!そして、次回はお酒を少し控えて、もう少しマシな写真も撮れるように心がけます🥂🍸🍷 以上、SBCアワード2021 のリポートでした🙌
ご意見ご感想など、是非コメント欄にお寄せください!励みになります🙏
呑む喰うたまに打つ。オンラインカジノ業界生まれ、ブックメーカーズの新人です。
ヨーロッパの端にある小さな島、キプロス共和国在住。
好きなスポーツはRizin🥊 趣味は朝倉未来🕶
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