ブックメーカー、オンラインカジノ業界最大のイベントに参加してきました

2022年4月19日 2022年4月19日 168

4月12日から14日まで業界最大のカンファレンスがイギリスのロンドンで開催され、ブックメーカーズも参加してきました。

コロナの影響で2021年は中止となり、今年も恒例の2月から4月に延期となりましたがなんとか開催され、2年2ヶ月ぶりのカンファレンスです!

業界最大カンファレンスとは?

毎年2月にイギリス・ロンドンで開催されるイベントで、ICEiGB London Affiliate Conference(LAC)の2つが同時開催される。

ICEはオンラインカジノやブックメーカーなどのオペレーターがゲームやスポーツベットのシステムを提供するプロバイダーを探すイベントで、LACはオペレーターが自社のブランドを紹介してくれるパートナーを探すイベントです。

もちろん新規のパートナーを見つけるだけではなく契約しているパートナーとも会って、1年間の業績を振り返ったり、将来の戦略を一緒に練ったりもします。

ブックメーカーズは主にLACに参加して、各ブックメーカーやペイメントの担当者とミーティングをして情報交換をしたり、新しいブックメーカーがないか会場を回ります。また、ICEでもスポーツプロバイダー、ゲームプロバイダー、ライセンスなどのブースを回って情報収集をしてきました。

ブックメーカー、オンラインカジノのBtoBイベント・ICEで情報収集

4月12日(イベント初日)はまずICEのみ開催されるため、スポーツプロバイダーやゲームプロバイダーのブースを見学してきました。今年はコロナや、ウクライナでの戦争、開催時期がヨーロッパのホリデー時期など、さまざまな理由からイベント全体の規模が例年よりも小さめでした。

プロバイダーとは?

  • スポーツプロバイダー:ブックメーカーにスポーツベットのオッズや仕組みを提供する企業。オッズを提供するオッズプロバイダー、賭けのシステムを提供するプラットフォームプロバイダーなどがある。
  • ゲームプロバイダー:オンラインカジノにスロットやテーブルゲームなどを提供する企業。

これらの他にも、本人確認、決済方法、サポートなどブックメーカーやオンラインカジノの運営に必要なあらゆるシステムを提供するプロバイダーが数多く存在しています。

本人確認専門プロバイダー「veriff」

いつも大きなブースを構える有力なゲームプロバイダーは、会場のスポンサーのみ行って不参加といったことも多かったです。ただ、スポーツプロバイダーの方は主な企業がいつも通り参加していたので、それぞれブースを回ってきました。

こちらの記事ではブックメーカーにシステムを提供するスポーツベットプロバイダーをご紹介したいと思います。

スポーツベットプロバイダー

スポーツベットのプロバイダーは、ブックメーカーの根幹を成すオッズの提供や、ユーザーが直接触れることになるプラットフォームなどをオペレーターに提供する役割があり、オペレーターは数あるプロバイダーの中から自社に的すると思われるブランドを選んで、ブックメーカーとしてユーザーにサービスを提供します。

メモ

オッズプロバイダーと、プラットフォームプロバイダーは必ずしも同じというわけではなく、それぞれ異なるプロバイダーを利用しているブックメーカーもあります。

プロバイダーが異なるブックメーカーの例

スポーツベットアイオー、カジ旅

Sportradar(スポーツレーダー)

Sportradar業界最大のプロバイダーのひとつで、オッズの提供のほか、サッカー、野球、バスケなどあらゆるスポーツのデータ収集、それらの提供なども行っており、Sportradarが提供するオッズシステムのBetradarは日本に進出しているブックメーカーも利用しています。

Betradarを使用しているブックメーカー

スポーツレーダーのブース

ブースは入り口側のカドのスペース。奥まったところでわかりづらいかと思いきやブースが巨大すぎて遠くからでもすぐに場所がわかります。また、いつも決まった場所に出展していて、毎年来ている人なら迷うことなく来れます。実際どうかわかりませんが場所でも覚えてもらう作戦のようです。

いつも人がいっぱい
スポーツテクノロジーカンパニーのロゴ

世界中のスポーツのデータを収集しており、Sportradarは八百長などのスポーツに関わる不正の調査機関としての役割も果たしています。日本のスポーツでも利用されることがあるんですよ。

Betby(ベットビー)

Betbyは2018年からスポーツベットやカジノのプラットフォームを提供しているプロバイダーです。2021年からベットビーのプラットフォームを導入するブックメーカーがすごく増えた印象があります。当サイトでご紹介しているカジ旅やBONSでもベットビーのプラットフォームが採用されているんですよ。

Betbyを使用しているブックメーカー

UIやデザインにこだわりがあるようで、オペレーターは表示方法やテーマカラーを好きな色にカスタマイズすることができ、同じBetbyのプラットフォームでありながら、全く異なる見た目のサイトを作れるのが特徴です。

Betbyのウェブサイトではデモモードを利用でき、実際のサイトの仕上がりを確認したりもできるようになっています。

デモモードが使えるとイメージがしやすいですね
どんなデザインもクリックひとつで再現可能
ベットビーのブース

Sportradarの隣にシンプルなブースを構えていました。似顔絵を描いてくれるコーナーがあったりしてデザインに強みを持つプロバイダーらしいなと思いました。

PINNACLE Solutions(ピナクルソリューションズ)

日本人ベッターにもとても馴染みのある名前ですが、ご想像の通りブックメーカーであるPINNACLEが自社のプラットフォームをプロバイダーとして他社に提供しているのがPINNACLE Solutionsです。

完全にスポーツに特化したプロバイダーで、ゲームやカジノの類は一切サービスを提供していません。ブックメーカーとしてもコンセプトがぶれないピナクルですが、プロバイダーとしてもピナクルなりの方針があるみたいですね。

デモモードが利用可能

近年はEスポーツのオッズ提供に非常に力を入れているようで、2021年まで3年連続でSBCアワードの”ESPORTS SUPPLIER OF THE YEAR”を獲得しています!

PINNACLE SOLUTIONSのブース

イベント自体の規模は小さくなった印象でしたが、ピナクルのブースは前回よりも大きくなったように感じました!ここ数年は一気にEスポーツの人気や市場規模も大きくなってきていますから、Eスポーツに強みを持っているピナクルにたくさん人が集まるのも納得です!

Kambi(カンビ)

Kambiは2010年にUNIBETが他のブックメーカー向けにスポーツベットのプラットフォーム提供を開始した際に創業され、ヨーロッパを中心に展開するブックメーカーで利用されています。

2014年にはナスダックストックホルムに上場され、トッププロバイダーのひとつとして業界では認知されています。

Kambiを使用しているブックメーカー

日本に進出しているブックメーカーではCasumoでKambiのプラットフォームが採用されています。

Casumoの他にも、UNIBET、レオベガス、888.comなど日本には進出していない大手オペレーターにも多数利用されているんです。

Kambiのブース

この水色を見るとKambiをいつも思い出します。

オリンピックとの関わり

近年ではオリンピックもスポーツベッティングの対象となっており、カンビはオリンピックにおいて八百長などの不正がないかを監視する機関にも参加しています。オリンピックの管理も任されるなんてすごくないですか?!

“Kambi is participating in IBIS – the Integrity Betting Intelligence System – set up by the IOC to provide betting information to the IOC for the purpose of monitoring betting activities on the Olympic Games as well as on other competitions of International Federations.”引用:Kambiサイト

Altenar(アルテナー)

Altenarは2011年に創業され、プラットフォームなど特にスポーツベットに特化したプロバイダーです。ヨーロッパを中心に、南アメリカやアフリカに進出しているブックメーカーでよく使われているようで、日本に進出しているブックメーカーではあまり使われていないんですよね。

Altenarを使用しているブックメーカー

日本に進出しているブックメーカーではGambolaがAltenarのプラットフォームを採用しています。

Altenarのブース

黒を基調にしたシックなブースです。

UltraPlay(ウルトラプレイ)

UltraPlayは2010年にスポーツベッティングのプラットフォームを提供するプロバイダーとして創業しました。その後はライブベットやEスポーツベッティング、またスロット・カジノ、ブロックチェーンを活用した技術にも力を入れ、アジアにも進出してきています。

スポーツベットプラットフォームの特徴は、ユニークなオッズを提供できるところで、ブックメーカーの要望に応えて、柔軟に対応してもらえるそうです。

UltraPlayのブース

UltraPlayはこれまで聞いたことがなかったのですが、会場内で行われていたEスポーツイベントのメインスポンサーも努めており、その隣に立派なブースを構えていました。

ウルトラプレイのブース
Eスポーツイベントにもスポンサー

日本に進出しているブックメーカーではコニベットがウルトラプレイのプラットフォームを利用しているそうで、コニベットで提供されている日本式ハンディキャップや大相撲などの他社にないオッズはウルトラプレイの柔軟な対応があるからこそできているようです。

私たちの他にも日本人の方がミーティングをしており、日本も今後の重要なターゲットの一つになっているのかなと感じました。

Mr.○ーン似のスポーツベット担当者さんが色々と話してくれました

BET CONSTRUCT(ベットコンストラクト)

BET CONSTRUCT業界最大のプロバイダーのひとつで、SoftContructという企業が提供するオンラインギャンブルプロバイダーのブランド名です。

スポーツベットに限らず、スロットゲーム、テーブルゲームなどの提供をはじめ、マーケティングツールやアプリなど、ベットコンストラクトを利用すれば、ブックメーカーやオンラインカジノを始めるためのツールやプロダクトが全て揃う超大手のプロバイダーなんです。

まだ本格的に日本に進出しているブックメーカーでは採用されていませんが、早くベットコンストラクトのプラットフォームを搭載したブックメーカーが日本にも進出してこないかなとずっと思っています。

BET CONSTRUCTのブース

ベットコンストラクトはいつも巨大なスペースを取ってブースを構えており、会社カラー?であるピンクの衣装を纏ったお姉さんたちがしきりに参加者をブースに誘ってきます。

前回はまんまと引き込まれましたが、今回は強い気持ちで”NO”とお断りしました。

各ブックメーカーのプロバイダ/プラットフォーム一覧

ブックメーカープロバイダプラットフォーム
Betrader自社システム
自社システム自社システム
BetraderBETBY
SONGSONG
BetraderBetrader
PINNACLE SolutionsPINNACLE Solutions
BETBYBETBY
自社システム自社システム
自社システム自社システム
KambiKambi
自社システム自社システム
Altener自社システム
TG labsTG labs
BET B2BBET B2B
BET B2BBET B2B

キュラソーライセンスともミーティング

ICEではスポーツベットやカジノのプロバイダーだけではなく、さまざまな関連団体や企業が参加しています。ライセンス機関もそのひとつで、今回はマルタ、イギリス・マン島、そしてキュラソーのライセンスを発行する機関がブースを出展していました。

マルタライセンス
マン島ライセンス

中でもキュラソーライセンスの規則について気になっている部分があったので、キュラソーのブースを訪問して飛び込みでお話を聞いてきました。

キュラソーライセンス

18歳未満の選手が出場するノンプロのスポーツでのオッズ提供に関するルールはキュラソーライセンスではどのようになっていますか?

私の担当ではないところなので、すぐにお答えすることが難しいです。イベント後に社内で確認して改めて連絡をさせていただきます。

すぐには回答が得られなかったのですが、確認して連絡してくれるとのことでした。新しい情報が入ったら共有可能な部分についてシェアさせていただきます。

あらゆる面でブックメーカー業界の進化を体感

2年ぶりに開催されたICEですが、コロナ、イースターホリデーなどの影響もあり、例年よりも規模は小さかったです。

しかし、プロバイダーペイメントのブースの他、ライセンス機関にも初めて話を聞くことができたり、収穫の多いイベントでもありました!

また、2年経って業界の状況もずいぶん様変わりしたなと実感することも。

以前に比べるとアジアやアフリカ系の人がたくさん見受けられ、業界全体が世界にどんどん広がっているんだなと思いました!日本もこの波に乗り遅れないようにしたいですね!

会場内では、ホログラムファンでロゴを投影したり、会場内をロボット犬が歩いていたり、Eスポーツのイベントが開かれていたり、時代の流れも感じることができるイベントだったなと思います。将来的にバーチャル空間で試合観戦しながらライブベットとかできたら面白そうだなと勝手に妄想が膨らんだりしていました。

会場を闊歩するロボット犬

また、スポーツベット専門のメディア制作をプレゼンするブースもありました。最近はブックメーカーがオリジナルのポッドキャストを行ったり、YouTubeで情報発信するユーザーも増えて、売り出し方の多様化も印象的だったなと思います。

スポーツベット専門メディアブース

一方でランドカジノ向けの家具を紹介するブースもあり、オンラインが主流になる中でもこういった需要はまだまだあるんだなと感じました。

椅子やテーブルゲーム用の家具がたくさん

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シノスキプロフ画像
シノスキ@事務局

ブックメーカーとの出会いは2017年。イギリスで露頭に迷っているところをウィリアムヒルに日本語コンテンツ担当として拾われる。2年後スポーツベットアイオーの職にありつきエストニアに移住。エストニアでサウナにハマって帰国し、現在はブックメーカーズの何でも屋的ポジションで奮闘中。

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