ブックメーカーのアービトラージや両建てとは?禁止・規制の有無やメリット/デメリットを解説
更新:2024年08月15日
ブックメーカーにおける『アービトラージ(両建て)』はブックメーカーごとのオッズ差を利用して「理論上絶対に儲かる状況」を作り出し、儲けを出す必勝法、攻略法ですが、非常に大きなリスクやデメリットが伴います。
この記事では、ブックメーカーでのアービトラージのやり方の概要や、なぜリスクが伴うかの解説します。
さらに、ブックメーカーで唯一、アービトラージを歓迎しているブックメーカー『ピナクル(Pinnacle)』の詳細についてお伝えします!
ピナクルではアービトラージ用の計算機を提供しているのでアービトラージをしたい時はぜひ活用してみてください。
目次
ブックメーカーにおけるアービトラージや両建てとは?
ブックメーカーにおける『アービトラージ』とは、賭けるタイミングやブックメーカーごとが発表しているオッズの差異を利用し「特定のオッズ両方に賭けて、どちらが的中しても儲かるように配分するベット手法」のひとつです。
別名、スポーツアービトラージや、シェアベットとも呼ばれています。
例えば、ブックメーカーAとブックメーカーBが、とあるサッカーの試合のオッズ「青チーム VS 赤チーム」を発表していたとします。
ブックメーカーAとブックメーカーBが「青チーム VS 赤チーム」に付したオッズ
ブックメーカーA:青チーム勝利 2.15倍 VS 赤チーム勝利1.80倍
ブックメーカーB:青チーム勝利 1.90倍 VS 赤チーム勝利2.10倍
オッズを比較してみると、ブックメーカーAとブックメーカーBで、微妙にオッズ差が生まれていますよね?
この時「ブックメーカーAでは青チームの勝利にベッティングし、ブックメーカーBでは赤チームの勝利に配分してベットを行うこと」を『アービトラージ』や『両建て』といいます!
実際に10000円を配分してベットしてみる
ブックメーカーAで、青チーム勝利に10,000円ベット:10,000円 × 2.15倍=21,500円
ブックメーカーBで、赤チーム勝利に10,000円ベット:10,000円 × 2.10倍=21,000円
ご覧のように、どちらが勝利してもプラス収支。これが「理論上絶対に儲かる方法」と呼ばれる、ブックメーカーのアービトラージの仕組みとなります。
ちなみに、ブックメーカーAとブックメーカーBのオッズを見た際「わざわざ2つのブックメーカーを利用せずとも、ブックメーカーAで両方に賭ければいいのでは?」と思った方!
残念ながらその方法は、一部のブックメーカーを除いて違反行為となります。詳細は以下をご確認ください!
アービトラージは実際に儲かるのか?
アービトラージの概要はおわかりいただけたか思いますが、気になるのは「アービトラージって実際に儲かるの?」という点ではないでしょうか?
確かに、金銭的な収益は上げることが出来ます。ですがそれ以上に手間や労力といったデメリットやリスクが大きいため、はっきりいっておすすめしません。
アービトラージや両建てをおすすめしない4つの理由
ここからは、アービトラージや両建てをおすすめしない4つの理由を解説していきます!
1.資金管理が困難
アービトラージをおすすめしない1つ目の理由が「資金管理が困難である」という点です。
そもそもアービトラージは、2~3のブックメーカーだけで行えるものではなく、少なくとも10~20サイトものブックメーカーに登録し、各サイトのオッズを確認する必要があります。
そのため、いくつものサイトに入金するための元手が必要であるだけでなく、「どのサイトにいくら入金してあるか」「どれだけ入金すべきか」など資金管理にも、かなりの労力と時間が必要となります。
2.儲かる金額はごくわずか
アービトラージをおすすめしない2つ目の理由が「儲かる金額がごくわずか」という点です。
同一のベッティング対象であったとしても、ブックメーカーによってオッズの差異は確かに発生しますが、アービトラージの対象となるような結果が2~3個のみのベッティング対象の場合、大幅にオッズが乖離することはほぼありません。儲けとしてはベット額の1~2%あればいい方です。
さらに、ブックメーカーごとに「ベット上限(設定された金額以上賭けられない)」が設定されていることが多く、アービトラージを見つけたとしても、大きくベットするのが難しい場合もあります。
3.ブックメーカーの規制対象となる場合がある
アービトラージをおすすめしない3つ目の理由が「ブックメーカー側から規制される可能性がある」という点です。
ブックメーカー側がアービトラージ可能なオッズであると察知すれば、ベット額の上限が設定されてしまったり、アービトラージを禁止しているブックメーカーで常習化がバレてしまえば、最悪の場合アカウント規制などを行われる可能性があります。
また、アービトラージであることを認識されなかったとしても、ブックメーカーは「勝ちすぎているユーザーへのベット上限規制」を行う可能性があります。詳しくは、以下の記事もあわせてご確認ください!
4.アービトラージを成立させるのに時間を要する
アービトラージをおすすめしない4つ目の理由が「アービトラージを成立させるのに時間を要する」という点です。正直、これが最も大きなおすすめしない理由となります。
成立するベッティング対象を見つけるためには多くのブックメーカーに登録し、確認する必要があります。さらに煩雑な資金管理も行わなければなりません。
そして、これらに時間を割いて手にすることができるのは、ベット額のほんの数パーセントにすぎません。
それでいて、ブックメーカー側から規制されるリスクもある訳ですから、正直割に合わないというのが現実です。
ブックメーカーのアービトラージを可能にするツール・ソフトもある
アービトラージが成立するベッティング対象を人力で探し、利益を上げるのは、多くの労力と時間が必要ですが、一方で自動でアービトラージのオッズを探し出す自動ツールも数多くリリースされています。
こういったツールは無料・有料などさまざま存在しますが、信頼性に賭けるものが多く、詐欺的な欠陥商品も存在します。
また、ブックメーカーのアービトラージに利用できるツールは、高額な利用料(ツールにより月額1〜2万円程度)がかかります。アービトラージの利益とリスクを考えると、決して割りに合う金額ではないでしょう。
ローリスクでアービトラージをする唯一の方法『ピナクル(Pinnacle)』
リスクやデメリットを理解したうえで、それでも「理論上絶対に儲かる方法」なのであれば、アービトラージをやりたい方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方に是非お勧めしたいブックメーカーが、アービトラージ容認を公言している『ピナクル(Pinnacle)』です!
先ほどもご紹介しましたが、多くのブックメーカーにおいて、アービトラージや両建ては認められていません。これらの行為が発覚すると、アカウント凍結・出金規制などを受ける可能性がありますが、ピナクルはアービトラージ容認を公式で明言しています。
しかも公式でアービトラージのオッズに対する金額の割り振りや、実際の収益がわかるツール「Arbitrage Calculator」を、ユーザーに向けて無料で提供。容認どころか推奨しているレベルです。
また、ベット額の上限も非常に高いうえに、儲けすぎによるベット規制をされることもありません。つまり、アービトラージを利用してどれだけ儲けを出したとしてもOKということなんです!
ただし、ピナクル側がアービトラージOKでも、もう一方のブックメーカーがNGであれば、もう一方側は規制対象になる可能性がありますので、その点はくれぐれもご注意ください!
ブック メーカー | 人気No.1🥇 1位 スポーツベットアイオー | マーケット豊富 2位 ワンバイベット | 賭け種類豊富 3位 ステーク | 初心者向け🔰 4位 遊雅堂 | 全てが高水準 5位 ベットサンロクゴ | 6位 ピナクル | 7位 Bombastic | 8位 カジ旅 | 9位 Duelbits | 10位 Whale.io | 11位 BONS | 12位 ラ-メンベット | 13位 トゥエンティベット | 14位 ビーシーゲーム | 15位 TEDBET | 16位 ウィリアムヒル | 17位 ビーベット | 18位 10bet |
入金方法 | ||||||||||||||||||
登録 ボーナス 全リストを見る | 入金+賭けで 初回入金額の 5%還元 | 入金で47,000円 | 登録で3,000円 | 登録で6,000円 入金&賭けで10,000円 | 入金で10,000円 | ー | 入金+賭けで 負けたら 最大50USDT | 入金で100ドル | 入金+20ドルの 賭けで 10ドル | ー | 登録で4,000円 | 登録で60ドル | 登録で300円 | 登録で10ドル | 登録で50ドル | 入金で10,000円 | 登録で10ドル | 入金で1,000ドル |
ボーナス コード ※ボーナスコードがないものはコード不要 | ー | thebookmaker | tbs3000free | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | bonsbettry | thebook ramenbook | tbsfree | tbs10 | bookted free10tbs | JP100 | ー | ー |
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アービトラージは自己責任&リスクを理解したうえで!
本記事では、ブックメーカーのアービトラージについて解説させていただきました。
仕組み自体はシンプルな攻略法ですが、リターンに対してリスクやデメリットを考えると、やはりオススメできるベット方法ではないなというのが正直なところです。
それでもチャレンジしたい場合は、ブックメーカーの利用規約をしっかりと理解し、アービトラージが禁止行為に抵触しないことを確認したうえで行うようにしてください。
何度も言いますが、当サイトとしては非推奨のベット方法です。
アービトラージを行う際はくれぐれも、自己責任&リスクを理解したうえでご利用ください。
ブックメーカー利用の際の注意点
ブックメーカーを利用するなら必ず知っておいてほしい注意点や、お得な活用術についてご説明します。
覚えておきたいスポーツ賭けのルール
スポーツベットを楽しむ上で、知っておいて損をしないルールについてご説明します。
ブックメーカーに関するよくあるご質問
ブックメーカー内部の海外オフィスでマーケティング担当として働いておりました。業界歴10年ほど
KYC、カスタマーサポート、アフィリエイト、クリエイティブ関連、セキュリティ部署との連携など一通りの業務を経験しております。
ここ5年ほど日々ユーザーさんとブックメーカーの橋渡し業務やライティングを行なっています。
得意分野はブックメーカーの規制、出金制限など、ブックメーカーの内部ルールに関わるところです。
より良い形でブックメーカーとスポーツベッティングの楽しさを広めるために日々ブックメーカーズでの業務に励んでおります。
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