【イギリスダービー2022】レース予想・オッズ・注目の出走馬を紹介!
2022年05月27日
2023年01月20日
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久々の大観衆が見守る中開催された日本ダービー(G1/芝2400m)。勝利したのは日本が誇る天才、武豊騎手騎乗のドウデュースでした。多くのファンの前でキッチリと結果を残すその姿は、やはり年を重ねても「武豊なのだな」と感じさせる1戦でした。
そて、5月7日に開催されたケンタッキーダービーや、先ほどご紹介した日本ダービーなど、5月~6月は、各国の主要競馬界で『ダービーレース』が次々に開催されますが、そんな各国のダービーの祖とも呼べる存在が、イギリスはエプソム競馬場にて6月5日日曜日に開催される、第243回イギリスダービー(G1/芝2420m)です。
目次
イギリスダービー(ダービーステークス)とは?その概要や歴史
ここではイギリスダービーの基礎情報や、長い歴史を紹介します。
イギリスダービーの概要
レース | イギリスダービー(The Cazoo Derby) ※JRAや一部報道では「英ダービー」とも。また、現地では「ダービーステークス(Derby Stakes)」/「エプソムダービー(Epsom Derby)」とも呼称されます) |
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詳細 | 3歳限定/芝12ハロン6ヤード(約2420m) |
競馬場・コース | エプソムダウンズ競馬場(イギリス・エプソムダウンズ) ※日本ではエプソム競馬場とも呼称します |
日程・発走予定時間 | 日本時間 6月6日 0時30分 (現地 2021年6月5日(土曜日)) |
賞金 ※2021年実績 | 賞金:総額1,125,000ポンド(約1億7800万円) 1着賞金:637,000ポンド(約1億円) |
イギリスの首都であり中心地、ロンドンから、南に約30キロほど離れたところに位置するエプソムダウンズ競馬場で開催されるイギリスダービーは、240年もの歴史を誇り、多くの国におけるレースの規範になったことから「世界最高峰の平地レース」のひとつとして数えられています。
その一方、当日は著名人たちも訪れ、社交の場のひとつとなっている側面もあり、世界的な競馬イベントとしてだけでなく、今やイギリスになくてはならないイベントでもあります。
また、イギリスダービーが開催される前日と、レース当日の2日間を『ダービーミーティング』と称し、同じ芝2420mで開催される3歳牝馬限定戦の「イギリスオークス」や、4歳以上で争われる「コロネーションカップ」など、G1レース3競走を含む、7競走が連日開催されます。
ちなみに、イギリスの地理や、歴史に詳しい方であればイギリスには「ダービー」や「ダービーシャー」といった都市名があることをご存じかもしれませんが、これらの地名とイギリスダービーの関係の有無は諸説あり、確たる関係があるとは言われていないそうです。
イギリスダービーの歴史
1780年に第1回が行われ、そこから240年余りもの歴史を誇るイギリスダービーですが、実はイギリスオークスのほうが1年先に開催されており、その成功を受けて「オークスの牡馬版」として計画されたのがスタートとなります。
さらに言うのであれば、元となったオークスも、ダービー伯爵、バンベリー準伯爵、ダービー伯爵の義叔父であるバーゴイン将軍が、イギリス最古のクラシック競走、セントレジャーステークスの盛況ぶりをみて開催を決めた経緯があります。
イギリスダービー誕生にあたって有名な逸話が、今や競馬ファンならだれもが知る『ダービー』というレース名に決まった経緯。レース名には「ダービーステークス」と「バンベリーステークス」の2つが挙がっており、コイントスを行った結果ダービー卿が勝利し『ダービーステークス』の名称に決定しました。
その一方で、第1回の優勝馬はバンベリー卿の所有するダイオメド。まさに、勝負に負けて試合に勝ったといったところでしょうか。ちなみにですが「バンベリーステークス」も、同じくイギリスのニューマーケット競馬場にて開催されています。
近年の大きな変化といえば、2021年からはイギリスのオンライン中古販売プラットフォーム「Cazoo」がスポンサーとなったことでしょう。そのため、現在の正式名称は『The Cazoo Derby』となりました。
また、今年2022年のイギリスダービーは、例年以上にイギリス国家にとって非常に重要な1日。
というのも、今年イギリスは6月2日から6月5日までの4日間を、エリザベス女王の在位70年を祝う『プラチナジュビリーセントラルウィークエンド』(The Queen’s Platinum Jubilee Central Weekend)として位置付け、各種行事を集中的に開催。イギリスダービーはその中でも重要な行事のひとつとして数えられています。
これまで5度のイギリスクラシックを勝利するも、ダービー制覇は成し遂げていない女王陛下。今年は、所有馬のリーチフォーザムーンが有力馬の1頭に数えられていましたが、調整が間に合わず回避。出走が叶っていれば、更に大盛り上がりなダービーとなっていたことでしょう。
イギリスダービー2022の見どころ・注目ポイント
ここからは、イギリスダービーの見どころや、注目するべきポイントを、いくつかの項目に分けてご紹介いたします!
イギリス競馬内では「異端」な、イギリスダービーの馬券売上の規模
競馬開催は主に「平地競走」と「障害競走」に分別されますが、イギリス競馬の大きな特徴として「平地競走よりも障害競走のほうが人気が高い」ということが挙げられます。そういった中で、ほぼ唯一障害競走に並び立つ馬券売上の規模を誇るのが、イギリスダービーでもあります。
2018年に発表された「馬券売上TOP5」においても、グランドナショナル、チェルトナムゴールドカップに次ぐ第3位。ある種、イギリス競馬の中ではいい意味で異端の存在です。
エプソムダウンズ競馬場のコース特性について
イギリスダービーが開催される、エプソムダウンズ競馬場のコース形態や特性についてもご紹介しておきましょう。
エプソムダウンズ競馬場は、左回りのコースであり、周回コースではなく逆コの字の形状をしています。そのため、日本の競馬場のように周回することはありません。
ダービーのスタート地点となる向こう正面は、まず緩やかに右側へカーブしつつ1000mほど登坂。その後、平坦なコースを走り続け、勝負どころとなる最終コーナー付近、いわゆる『タッテナムコーナー』から坂を下るような形に。この間の高低差は40mあり、非常に厳しいアップダウンとなっています。
最後の直線は600mほどありますが、最後の100~200mには突如急坂が待ち構えていおり、全編通してかなりタフなコース設計となっていることから「まぐれはない、力のある馬がしっかり勝てる競馬場」とも言われています。
そんなコースとは裏腹に、競馬場のあるタッテナム地域は非常に気候が穏やか。年間を通して月間の降雨量は平均50mmほどであり、夏場でも平均気温は20度ほど。極端に馬場のコンディションが悪くなることはほとんどありません。
2022年の出走馬での英クラシック三冠馬誕生の可能性は?
イギリスのクラシック路線にも日本やアメリカのように『クラシック三冠』と呼ばれるレースがあり、過去に15頭がこの三冠を達成しています。
イギリス2000ギニー(ニューマーケット競馬場/芝1600m) |
イギリスダービー(エプソムダウンズ競馬場/芝2420m) |
イギリスセントレジャーステークス(ドンカスター競馬場/芝2921m) |
ただ、現代競馬は基本的に特定距離のスペシャリストを生産、育成するのが主流であることや、欧州競馬は3歳マイル路線も非常に整備されていることから、1600m⇒2400m⇒2900mを戦い抜こうと考える陣営はあまり多くはなく、最後の三冠達成馬は1970年のニジンスキーまでさかのぼることとなります。
2022年も、イギリス2000ギニーを勝利したコロエバスは、次走をセントジェームズパレスステークス(G1/芝1603m)に定めており、この時点で本年の三冠馬誕生の可能性もなくなりました。
1番人気は勝てない?大穴が強い?近年の結果からみるイギリスダービー
直近10年におけるイギリスダービーの結果の中でも非常に興味深いデータが「勝ち馬の単勝人気」でしょう。単勝1番人気は10年の内3勝を収めていますが、最後に勝利したのは2015年のゴールデンホーン。直近7年でいえば、1番人気は馬券圏内はあれど、1着にはなっていません。
さらに、直近5年の結果で絞れば、勝ち馬の人気は、2017年から順に「16番人気⇒6番人気⇒4番人気⇒8番人気⇒7番人気」と上位人気勢がことごとく敗れる結果に。
特に、2020年にサーペンタインが勝利した際は「8番人気⇒13番人気⇒14番人気」の順で、3連単の配当オッズは55000倍オーバーとなり大きな話題を呼びました。
世界的にも注目度の高いレースである一方、配当面でも大きな期待の持てる1戦と言えるでしょう。
欧州競馬界を代表する2人の調教師の存在
もうひとつ、近年のイギリスダービーにおいて注目したいのが、直近5年間その栄誉を分け合っている「2人の調教師」です。
2017年に16番人気で勝利したウィングスオブイーグルス、そして、2019年のアンソニーヴァンダイク、2020年のサーペンタインにて連覇を達成しているのが、世界的名伯楽、エイダン・オブライエン。オブライエン師の場合、2012〜2014年にも3連覇を達成しており、直近でダービーを5勝と驚異的な数字を残しています。
そんなオブライエン一強に待ったをかけたのが、2018年、そして2021年にアダイヤーで勝利した、チャーリー・アップルビー調教師。こちらも、ゴドルフィン専属厩舎として確かな実績を残しています。
「競馬の神に愛されなければ勝つことは出来ない」とも言われるダービーを、1度ならず2度以上制している両陣営。2022年のダービーにも両陣営ともに有力馬を送り込んできますので、大注目です。
イギリスダービー2022/注目の有力馬紹介
ここからは、2022年のイギリスダービーにおいて注目されている有力馬たちをご紹介していきます!
デザートクラウン(Desert Crown)
2015年にイギリスダービーを制覇したゴールデンホーンなど、これまで数多くのダービー馬を輩出した出世レースのひとつ、ダンテステークス(G2/芝2063m)を制し、2戦2勝でダービーに挑むのがデザートクラウン。
デビュー戦は5馬身半をつけて快勝。迎えたダンテステークスでも、中団やや後方から直線では外に出し余裕を持った追い出しから最後は3馬身1/4差をつけての勝利。キャリア2戦目とは思えないレース巧者ぶりで重賞初挑戦初勝利。そして、イギリスダービーの有力馬に名乗りを上げました。
父は、凱旋門賞連覇の偉業を達成したエネイブルを輩出したナサニエル。その後もG1馬を複数輩出していますが、ここまで牡馬で大物を輩出した実績はありません。デザートクラウンがその最初の1頭となるでしょうか。
ストーンエイジ(Stone Age)
綺麗な馬柱のデザートクラウンとは対照的に、7戦2勝と経験豊富なのはストーンエイジ。
2歳7月にデビューするも、2着入線が3回と、なかなか勝ち切ることが出来なかった同馬。ただその出走履歴をみると、G1レースにも2度出走するなど、陣営としては大きな期待をかけている1頭でした。
迎えた3歳初戦の未勝利戦で6戦目にして9馬身差の圧勝を挙げると、続く5月のアイリッシュダービートライアルステークス(G3/芝2000m)も、逃げて押し切る強い競馬で5馬身半差をつけて勝利。言葉通り、3歳になって馬が変わったかのような快進撃を見せています。
管理するのは先ほども話題に出させていただいた、アイルランドの雄、エイダン・オブライエン師。2001年のガリレオをはじめ、アイリッシュダービートライアルに送り出した馬たちはその後の活躍馬も多く、ストーンエイジにも大きな期待をかけていることでしょう。
ピズバディル(Piz Badile)
もうひとつのオブライエン厩舎、エイダン・オブライエン師の息子であるドナカ・オブライエン厩舎からも、今回は期待の1頭が出走します。バリーサックスステークス(G3/芝2000m)を制した、ピズバディルです。
レース内容も、一度外からバッカルーに刺されたところをもう一度内から差し返して短頭差先着。良い勝負根性を見せた上に、陣営からは「2400mなら更に高いパフォーマンスを発揮できる」と、そのスタミナ能力の高さを評価し、イギリスダービー制覇への意欲を見せていました。
ピズバディルはこれまで、2020年アイルランド最優秀見習い騎手にも輝いた期待の新星、ギャビン・ライアン騎手が手綱を取っていましたが、イギリスダービーでは名手、ランフランコ・デッドーリとコンビを組むことに。
これまで2度のダービー制覇を成し遂げた勝ち方を知る騎手とのコンビには要注意です。
ウォークオブスターズ(Walk Of Stars)
今年のゴドルフィン、そして、アップルビー厩舎が送り込む期待馬の1頭としては、ウォークオブスターズが挙げられます。
デビュー戦こそ敗れるものの、その後は未勝利、一般競走と連勝。その勢いや実績を買われて前走のイギリスダービートライアルステークス(L/芝2334m)では1番人気に推されるも、エイダン・オブライエン厩舎のユナイテッドネーションズにわずか及ばず2着に敗れました。
実績面では上位陣にやや劣りますが、1700m⇒2000m⇒2300mと、距離延長も難なくこなして一定のパフォーマンスを見せている点は評価できるのではないでしょうか。
チェンジングオブザガード(Changingoftheguard)
エイダン・オブライエン厩舎からもう1頭注目馬を挙げるとすれば、チェンジングオブザガード。
デビューから続けてマイルを走り続けていたものの、4戦目にして初の中距離、そしてオールウェザーにチャレンジするとこれが功を奏し、6馬身差の圧勝。
続くチェスターヴァーズステークス(G3/芝2472m)でも、1.4倍の圧倒的人気に推されていたゴドルフィンのニューロンドンを相手に6馬身半差をつけて完勝をみせ、一気にダービー注目馬の1頭にのし上がりました。スタミナ勝負の消耗戦になれば、この馬の出番も十分ありうることでしょう。
その他、補欠から繰り上げで出走することとなり、一気に有力馬の一角となった4連勝中のネーションズプライド(Nations Pride)や、ダービートライアルステークスにてウォークオブスターズを破ったユナイテッドネーションズ(United Nations)らにも注目したいところです。
イギリスダービー2022/出走予定馬と騎手・オッズ一覧
大手ブックメーカーの「bet365」と「William HILL」は、今年のイギリスダービーに対してどのようなオッズを付しているのか、ご紹介させていただきます!
※オッズは5月20日(金曜日)⇒6月2日(木曜日)時点のものとなります。
出走予定馬/騎乗予定騎手 | bet365 | William HILL |
Desert Crown/Rキングスコット | 3.25⇒2.75 | 3.25⇒2.50 |
Stone Age/R.ムーア | 3.50⇒4.50 | 3.50⇒5.50 |
Nations Pride/W.ビュイック | 7.00 | 9.00 |
Piz Badile/F.デットーリ | 8.50⇒11.00 | 8.00⇒12.00 |
Changingoftheguard/W.ローダン | 9.00 | 9.00 |
Star Of India/S.ヘファナン | 15.00⇒17.00 | 17.00 |
Walk Of Stars/J.ドイル | 17.00⇒15.00 | 17.00 |
Westover/R.ホーンビィ | 19.00⇒21.00 | 21.00 |
Nahanni/A.カービィ | 26.00 | 26.00⇒29.00 |
Royal Patronage/J.ハート | 26.00⇒34.00 | 26.00⇒29.00 |
West Wind Blows/J.ミッチェル | 41.00⇒34.00 | 34.00⇒41.00 |
Hoo Ya Mal/D.プロバート | 201.00 | 41.00⇒101.00 |
Grand Alliance/D.タドペ | 67.00⇒101.00 | 41.00⇒101.00 |
Glory Daze/R.ウィーラン | 101.00 | 51.00⇒101.00 |
Sonny Liston/T.マーカンド | 51.00⇒29.00 | 51.00⇒41.00 |
Masekela/J.ワトソン | 67.00 | 81.00 |
El Habeeb/J.F.イーガン | 251.00 | 251.00 |
以下オッズ掲載が無くなった馬 | ||
United Nations | ||
Eydon | ||
Lysander | ||
Buckaroo | ||
Ivy League | ||
Masekela | ||
Sir Bob Parker | ||
Anchorage | ||
ブックメーカーページリンク |
イギリスダービー2022の馬券をブックメーカーで購入する方法
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JRAの場合:最終オッズが2分の1され『1000円』で計算され払い戻し
パンサラッサ:2.3倍×1000円=2300円
ロードノース:2.9倍×1000円=2900円
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一方で、ロードノースはJRAオッズのほうが払い戻し金額が大きかったことがわかりますよね。ブックメーカーのオッズとJRAのオッズをしっかり比較するのは、馬券で収益を上げるために出来る超簡単な攻略法でもあるんです!
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イギリスダービー2022 ライター予想
ここからは、本記事を書かせていただいたライターの予想をご紹介します。
あくまで参考程度にどうぞ!
2015年から1番人気が勝利していないどころか、大荒れの可能性もあるイギリスダービー。しかも今年は回避待ちまでいるということで、タフなコースに多頭数となれば、一筋縄ではいかないことでしょう。
ということを考えると、着差を付けていたり強い勝ち方であっても、少頭数のレースを勝ち上がった陣営の評価はちょっと下げたいところ。そこに、近年の好走データである「ガリレオの血筋」ということを考慮した上で、ストーンエイジとピスバディルの2頭を中心に考えていきたいところです。
前走、自分でペースを作って強い競馬を見せたストーンエイジと、一度は抜かれながらも勝負根性を見せたピスバディル。
競走馬や騎手ではよく聞く『父子ダービー制覇』や『父子ワンツー』ですが、もしかすると調教師で達成されるのも夢ではないかと思います。
相手候補にはデザートクラウン、スターオブインディア、チェンジングオブザガード、ユナイテッドネーションズ。ちょっと穴目なところでアップルビー厩舎のナハンニも入れておきたいかなと思います。
- ◎ストーンエイジ
- 〇ピスバディル
- ▲チェンジングオブザガード
- △デザートクラウン
- △スターオブインディア
- △ユナイテッドネーションズ
- △ナハンニ
■単勝の予想
ストーンエイジ(ピスバディルも)
■馬連/馬単の予想
ストーンエイジ⇔ピスバディル
ストーンエイジ/ピスバディル⇒チェンジングオブザガード/デザートクラウン/スターオブインディア/ユナイテッドネーションズ/ナハンニ
■3連複/3連単の予想
ストーンエイジ⇔ピスバディル⇒チェンジングオブザガード/デザートクラウン/スターオブインディア/ユナイテッドネーションズ/ナハンニ
あとは、ガリレオ血統ボックスなんかも面白そうですね!
イギリスダービー2022の放送・配信予定と視聴方法
イギリスダービー2022の放送予定や視聴方法をご紹介します。
■テレビ放送・配信
グリーンチャンネル
「ALL IN LINE!2022~世界の競馬~(英ダービー中継)」
放送日:6月4日(土曜日)
放送時刻:24時00分~25時00分予定
※実際の放送日時は、日付が回った6月5日(日曜日)の0時00分〜1時00分です。
※スカパー!(BS・CS・光)、J:COM、CNCIグループ(一部を除く)において初回無料放送が行われます。ひかりTV、auひかりでは無料放送は実施されません。
■ネット配信・中継
グリーンチャンネルWEB
「ALL IN LINE!2022~世界の競馬~(英ダービー中継)」
放送日:6月4日(土曜日)
放送時刻:24時00分~25時00分予定
※実際の放送日時は、日付が回った6月5日(日曜日)の0時00分〜1時00分です。
※英ダービーの放送に関しては無料で配信されます。
イギリスダービー2022をブックメーカーで視聴する方法
グリーンチャンネルでの放送が決定したイギリスダービーですが、一部のブックメーカーでは当該レースへのベットや、口座への入金を行うことで、イギリスダービーを視聴できる場合があります!
例えば、おすすめブックメーカーのひとつである『bet365』での視聴方法をご紹介すると……。
bet365の場合、イギリスで開催されるレースは「口座内に資金残高を有している」もしくは「24時間以内にベットを行っている」と、レースの視聴が可能となります。

視聴方法は、各競馬場の欄にある再生マークを選択すればOKです!
※bet365の競馬ライブ中継に関しては、視聴条件が開催地域によって変わりますので、詳細はこちらをご確認ください(https://www.bet365.com/?affiliate=365_01015170#/OF/)
その他、ブックメーカーでのレース配信に関しての詳細は以下のページをご参考にどうぞ!
元競馬ライターであり、現在は、オンラインカジノ・ブックメーカーを中心としたウェブライターとして活動している、tawashiです! ライター歴はあわせて6年ほどで、ブックメーカーズではライティングを担当。そのほか、某ブックメーカーやオンラインカジノにも寄稿しています。
得意分野は、競馬を中心に、法律、業界ニュース、情報商材、詐欺関連など。わかりやすさと情報の密度にこだわって、皆様にブックメーカーの魅力をお伝えさせていただければと思います。
競馬予想は穴党なので過信は禁物です!