【野球】ブックメーカーごとのコールドゲーム時のベット取扱い
更新:2023年10月19日
野球は、他スポーツとは異なり雨の影響でコールドゲームになることがあります。
この記事では、各ブックメーカーごとに異なるコールドゲームの際のベット取扱い方法を記載しておりますので、ご参考にしてください。
なお、こちらは2023年5月12日現在の各ブックメーカーごとの規約となります。
ベットの際は最新の規約をご自身でご確認いただけますようお願い致します。
目次
マネーラインに賭けたベットがコールドゲームになった場合
マネーラインに関しては、各ブックメーカー同じルールが採用されています。
野球ルールに準じて、以下の2種類に分類されます。
ブックメーカー別マネーラインベット判定一覧表
判定例
5回表以前で雨天中止になった場合
試合不成立のため、ベットは無効となります。
5回まで終了して雨天コールドになった場合
野球のルールでは、後攻がリードしていた場合は5回表まで、先攻がリードしていた場合は5回裏まで、終了することで試合が成立します。
各ブックメーカーも本ルールに準じて、ベットは有効となります。
合計得点over/under(チーム合計含む)に賭けたベットがコールドゲームになった場合
合計得点over/underは、各ブックメーカーでルールが異なるため注意が必要です。
9回表まで終了した場合は各ブックメーカー同じルールが適用されますが、9回表終了前にコールドゲームとなった場合は、以下の2種類に分類されます。
ブックメーカー別合計得点 over/underベット判定一覧表
ハンディキャップに賭けたベットがコールドゲームになった場合
ブックメーカー別ハンディキャップベット判定一覧表
まとめ
2021年5月にこの記事を寄稿いただき2年たち、改めて今回調査をしてみたところ、各社ともにルールが変わっておりました。
特に、以前はなかったと思われるマーシールールについての記述がどのブックメーカーにも入っていたのが印象的でした。
これは2023年のWBCで、大量得点によるコールドゲームが多発したことが影響しているのかなと思いました。
※マーシールール(コールドゲーム)が適用された場合、その時点のスコアですべてのベットが有効となる
ここまで纏めたように、雨天コールドが想定される天気の場合は、ベットに注意が必要です。
マネーラインに関しては、先発投手が大きく試合の勝敗を決定する可能性が高くなることを考慮する必要があります。
基本的に各球団は、試合開始1.5時間前までに試合開催可否を決定します。
天気予報と照らし合わせて、試合開始時刻から降水確率が高く、降水量が2mm以上(傘が必要なレベル)の場合は高確率で雨天コールドになる可能性が高いです。
その場合は、このまとめ表を参考に戦略を練ってみると面白いと思います。
以上、雨天コールドの各社取扱いまとめでした。
この記事を書いた人
ニッチ屋さん
BETTOR
@nicchiya16
有名なスポーツからマイナーなスポーツまで幅広くカバーしながらベットしています。
2012年からブックメーカーを始めて、いろいろな経験をTwitterを中心に共有しています。
趣味はデータ分析で、主に野球を中心に解析・共有しています。
ブックメーカーズ立ち上げ時からのメンバーです。
掲示板・SNS担当として、3,000件以上のご相談を解決しました。
ブックメーカーの最新情報をお届けするため、ブックメーカー内部と信頼関係を築いています。
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