【サッカー】ブックメーカーごとのカードの数え方の違い

サッカーのカードの数え方について、ブックメーカー、マーケットによって違いがあります。

具体的には既にイエローカードを1枚もらっている選手に対して、同試合でさらにもう1枚イエローカードが出て、レッドカード→退場となった場合の数え方です。

こちらでご紹介するイエローカード、レッドカードの数え方は、カードのオーバー／アンダーマーケット、出されるカードの枚数が奇数か偶数か予想するマーケットなどに適用されます。

ブックメーカーにより異なる	イエローカードを2枚もらった時のカウントの仕方
全てのブックメーカーに共通	・試合出場している選手に出たカードのみカウントする ・監督、コーチ、ベンチにいる選手に出たカードはカウントされない

①単純に2枚目のイエローカードとして数える

同じ選手に出た2枚目のイエローカードも1枚目と同じように数えるパターンです。

試合の記録上、同じ試合中に選手Aがイエローカードを2枚もらった場合、
ベットを確定するためのブックメーカー上のルールとしても、カードが2枚出たことになります。

この数え方のブックメーカーとマーケット例

William HILL（ウィリアムヒル）

ウィリアムヒルで提供されているカードマーケットはこの①が適用され、具体的には以下のようなものがあります。

• 試合内での合計カード数
• 試合内での合計カード数が奇数か偶数か
• 前半戦のカード数
• 後半戦カード
• 合計： チームA／B カード

など

②レッドカード1枚＝イエローカード2枚として数える

レッドカード1枚につき、イエローカードが2枚出たことになるパターンです。

例えば、選手Aがイエローカード2枚をもらってレッドカード→退場となった場合、
1枚目のイエローカードは文字通り1枚、そして2枚目のイエローカードはカウントしません。
レッドカード1枚をイエローカード2枚とみなしてカウントし、選手Aは同じ試合でカードを3枚もらったことになります。

また、試合の記録上イエローカードをもらわずに、一発レッドで退場となった場合、
ブックメーカーのベット確定上はカード2枚としてカウントします。

レッドカード1枚につき、イエローカードが2枚出たことになるパターンです。

この数え方のブックメーカー

Sportsbet.io（スポーツベットアイオー）

スポーツベットアイオーでは「カード」ではなく「ブッキング」というマーケットでカード枚数のオッズが提供されています。

• 合計ブッキング数
• チームA/Bの正確なブッキング数

bet365

bet365も②の数え方です。

• Number of Cards in Match（試合で出る合計カード数）
• Card Handicap（カードハンディキャップ）
• Asian Total Cards（アジアントータルカード）
• Team Cards（チームごとのカード数）

など

PINNACLE（ピナクル）

ピナクルもスポーツベットアイオーと同じで「ブッキング」という名前でカードのマーケットが提供されています。

• ハンディキャップ – 主要 (ブッキング)
• 合計 – 主要 (ブッキング)

1xBET

1xBETではマーケットによってカードの数え方が違います。
以下のマーケットでは②の数え方です。

「カード」という名前のついたマーケットです。

③2枚目のイエローカードはカウントしない

2枚目のイエローカードはレッドカードとみなし、イエローカードとしてはカウントしないパターンです。

つまり1試合でひとりの選手に出るイエローカードは1枚のみということになります。

この場合には、マーケットの名前が「カード」や「Cards」ではなく、
「Yellow Cards」や「イエローカード」と明確にイエローカードだけが対象であることを指す表示になっています。

この数え方のブックメーカー

Marathonbet（マラソンベット）

マラソンベットは③。

「Yellow Cards」という名前のついたマーケットです。

1xBET

1xBETでは「カード」の他「イエローカード」という名前のついたマーケットも提供されており、こちらの数え方は③です。

「イエローカード」という名前のついたマーケットです。